Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

代表DFの成長過程(中澤佑二)

2008-07-17 22:39:46 | 他チーム
今日の東京V戦は、即日更新はできないので、電車の中で書いた穴埋めネタにします。ブログ内で検索を掛けると、中澤佑二選手の名前は代表戦でも横浜FM戦でも、何度も登場しています。しかし、単独でネタにしたことはなかったので、今回ネタにします。埼玉県民の私にとっては、三郷工技高校出身の中澤は、地元選手として何となく応援しています。

しかし、中澤は高校時代はプロから声が掛かるほどの有名選手ではありませんでした。そのため、ブラジル留学もしてアピールした中澤は、三郷から武蔵野線に乗って通う苦労をしながら、東京Vでプレーしていました。当時の東京V総監督、李国秀氏の評価は、チームで一番下手だが、チームで一番努力するというものでした。

そんな努力は実り、黄金世代と呼ばれたシドニー五輪のメンバーに選ばれました。しかし、当時の中澤は、まだフィードに難点を抱えていました。シドニー五輪の相手は、中澤を狙ってプレスを掛けることもありました。レベルアップを狙って、東京Vから横浜FMに移籍したのは、日韓W杯目前の2002年でしたが、そのアピールは実らず、W杯の代表からは落選しました。

しかし、どうやら、この落選で、中澤は自分の長所をうまく生かす方法を覚えたように思えます。まず、中澤と言えばアジアレベルでは十分頭一つ抜けているヘディングがあります。これでロングボールを完封し、苦手なフィードでも無理に難しいプレーをしなくなりました。

私が見た2005年のシリア戦では、つなぐべきところと、クリアに逃げていいところを正確に使い分けていました。これで、アジアレベルではトップクラスのDFになれたと思います。バーレーンやイランと戦った最終予選でも、中澤のところは安心して見ていられました。

一時、代表とクラブの掛け持ちに疲れ、代表を引退していた時期はありましたが、復帰して今でも代表の中心選手です。パワー系の多い、アジアのFWには中澤の高さはまだまだ必要です。怪我をせず、南アフリカW杯まで頑張って欲しい選手です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする