中央線沿線に出かけるときは、いつも期待している特急電車のE353系です。今は「あずさ」も「かいじ」もこの型の電車になっています。立川駅で上りの特急の写真を狙ったところ、9両編成で中央線快速より短いので、目の前で止まってくれたという幸運もあって撮れた一枚です。
大相撲九州場所は写真の大関琴桜の初優勝に終わりました。九州場所は涼しい気候もあって、比較的波乱が起きにくい場所というイメージです。かつての横綱千代の富士が得意にしていた場所という記憶です。今場所は横綱照ノ富士が初日から休場していました。好成績を残したときに限って照ノ富士に阻まれていた琴桜にとってはチャンスの場所でした。
場所前の注目は新大関の大の里でしたが、病気で秋巡業を途中離脱した不利もあって、中盤に下位相手に取りこぼし早々と優勝争いから脱落します。今場所、本命と目された大の里の脱落はあったものの、残る大関の琴桜と豊昇龍は好調でした。豊昇龍は熱海富士戦で必敗の展開になりながら、相手の勇み足で白星を拾うなど運もありましたが、前に出る厳しい相撲が今場所は取れていました。
両者が1敗のまま終盤を迎えると、若元春、大栄翔、大の里などの実力者も退けて、ついに1敗同士で千秋楽に琴桜と豊昇龍が対戦し、勝者が優勝という相撲ファンにとっては絶好のカードが実現します。琴桜に組まれたくない豊昇龍は序盤に突っ張って出て、右上手を取ると同時に投げを放ち、琴桜の体が傾きかけます。しかし、そこを琴桜が残すと、豊昇龍は「足が滑った」とバランスを崩して、琴桜の勝利に終わりました。
琴桜は先場所こそ8勝と不振でしたが、それ以外の大関在位場所は安定して二桁勝利を挙げていました。そんな琴桜に優勝がなかったのは不思議でしたが、ようやく優勝を手にしたことで、連続優勝なら文句なしの横綱昇進に来場所は挑むことになります。来場所は照ノ富士復帰の可能性もあるなど、簡単ではないでしょうが、祖父琴桜に並ぶ横綱昇進は、多くのファンが期待していることでしょう。
三役を巡る争いは、関脇霧島が6勝9敗、小結正代が4勝11敗で平幕に下がります。空く枠は二つになり、東前頭3枚目の阿炎が11勝4敗、東前頭2枚目の若隆景が10勝5敗で小結昇進が有力です。若隆景は関脇に昇進しそうな小結若元春と、兄弟同時三役になりそうです。大の里を堂々と寄り切るなど、勢いもある若隆景の三役復帰は、来場所の注目になるでしょう。
下位では、ついに幕内に戻ってきた尊富士が10勝5敗の好成績でした。上半身の筋肉量から来る当たりの強さで、春場所に新入幕優勝を果たした尊富士は、その後休場が続き十両に下がっていました。この成績で、前頭9枚目前後に番付が上がりそうで、来場所も好成績なら横綱、大関との対戦が組まれる可能性もあり楽しみにしています。
場所前の注目は新大関の大の里でしたが、病気で秋巡業を途中離脱した不利もあって、中盤に下位相手に取りこぼし早々と優勝争いから脱落します。今場所、本命と目された大の里の脱落はあったものの、残る大関の琴桜と豊昇龍は好調でした。豊昇龍は熱海富士戦で必敗の展開になりながら、相手の勇み足で白星を拾うなど運もありましたが、前に出る厳しい相撲が今場所は取れていました。
両者が1敗のまま終盤を迎えると、若元春、大栄翔、大の里などの実力者も退けて、ついに1敗同士で千秋楽に琴桜と豊昇龍が対戦し、勝者が優勝という相撲ファンにとっては絶好のカードが実現します。琴桜に組まれたくない豊昇龍は序盤に突っ張って出て、右上手を取ると同時に投げを放ち、琴桜の体が傾きかけます。しかし、そこを琴桜が残すと、豊昇龍は「足が滑った」とバランスを崩して、琴桜の勝利に終わりました。
琴桜は先場所こそ8勝と不振でしたが、それ以外の大関在位場所は安定して二桁勝利を挙げていました。そんな琴桜に優勝がなかったのは不思議でしたが、ようやく優勝を手にしたことで、連続優勝なら文句なしの横綱昇進に来場所は挑むことになります。来場所は照ノ富士復帰の可能性もあるなど、簡単ではないでしょうが、祖父琴桜に並ぶ横綱昇進は、多くのファンが期待していることでしょう。
三役を巡る争いは、関脇霧島が6勝9敗、小結正代が4勝11敗で平幕に下がります。空く枠は二つになり、東前頭3枚目の阿炎が11勝4敗、東前頭2枚目の若隆景が10勝5敗で小結昇進が有力です。若隆景は関脇に昇進しそうな小結若元春と、兄弟同時三役になりそうです。大の里を堂々と寄り切るなど、勢いもある若隆景の三役復帰は、来場所の注目になるでしょう。
下位では、ついに幕内に戻ってきた尊富士が10勝5敗の好成績でした。上半身の筋肉量から来る当たりの強さで、春場所に新入幕優勝を果たした尊富士は、その後休場が続き十両に下がっていました。この成績で、前頭9枚目前後に番付が上がりそうで、来場所も好成績なら横綱、大関との対戦が組まれる可能性もあり楽しみにしています。