
昨日は前田大然選手を取り上げましたが、JリーグのMVPにも輝いたレアンドロ・ダミアン選手もネタにします。ダミアンは「本物の9番」と呼べるワンタッチプレーヤーで、フィジカルも強く1トップ向きの選手です。もっとも、2012年のロンドン五輪での得点王と日本では話題になりましたが、欧州には一度、スペインリーグのベティスに所属したものの、わずか3試合出場にとどまります。
ダミアンは少年時代はアマチュアクラブに所属し、プロの下部組織でのプレー経験がない、苦労人です。ブラジルでは華麗なテクニシャンタイプはよく出てきますが、9番タイプの強さを武器にするFWはあまり出てこないお国柄です。そんなブラジルで、点を取ることで存在価値を保っており、インテルナシオナルやクルゼイロなどのビッグクラブでプレーしてきました。
欧州では通用しなかったFWという不安もあったものの、ダミアンは川崎というチームになじんでいます。サイドアタッカーの家長や、昨年限りで引退した中村憲剛ら、いいボールを供給できるMFが多い川崎というチームで、いい位置にいることで点を取ってきた選手です。彼の動きを見ていると、走り込むと見せかけて相手DFを後ろに走らせて、DFの前でフリーになるなど、出し抜く動きができるFWです。
もちろん、そのシュートを外さない技術は確かです。右足でも左足でも頭でも点が取れるのが彼の強みで、1トップは小林悠との併用が多いものの、小林と二人でどちらも点が取れる、川崎の破壊的な攻撃力の仕上げをするFWです。彼は23ゴールを挙げていますが、サブの小林も二桁ゴールを決めており、それだけ川崎が試合終盤に至るまで「容赦しない」攻撃を見せたことを物語っています。
ブラジルのA代表では17試合3得点と結果を残せませんでしたが、探し方次第でこういう選手を引っ張って来られる、川崎のスカウトのうまさも光ります。知名度は低くても、世界にはいろんないい選手がいるので、そういう選手がJリーグを選んで欲しいと、サッカーファンとしては願うばかりです。
ダミアンは少年時代はアマチュアクラブに所属し、プロの下部組織でのプレー経験がない、苦労人です。ブラジルでは華麗なテクニシャンタイプはよく出てきますが、9番タイプの強さを武器にするFWはあまり出てこないお国柄です。そんなブラジルで、点を取ることで存在価値を保っており、インテルナシオナルやクルゼイロなどのビッグクラブでプレーしてきました。
欧州では通用しなかったFWという不安もあったものの、ダミアンは川崎というチームになじんでいます。サイドアタッカーの家長や、昨年限りで引退した中村憲剛ら、いいボールを供給できるMFが多い川崎というチームで、いい位置にいることで点を取ってきた選手です。彼の動きを見ていると、走り込むと見せかけて相手DFを後ろに走らせて、DFの前でフリーになるなど、出し抜く動きができるFWです。
もちろん、そのシュートを外さない技術は確かです。右足でも左足でも頭でも点が取れるのが彼の強みで、1トップは小林悠との併用が多いものの、小林と二人でどちらも点が取れる、川崎の破壊的な攻撃力の仕上げをするFWです。彼は23ゴールを挙げていますが、サブの小林も二桁ゴールを決めており、それだけ川崎が試合終盤に至るまで「容赦しない」攻撃を見せたことを物語っています。
ブラジルのA代表では17試合3得点と結果を残せませんでしたが、探し方次第でこういう選手を引っ張って来られる、川崎のスカウトのうまさも光ります。知名度は低くても、世界にはいろんないい選手がいるので、そういう選手がJリーグを選んで欲しいと、サッカーファンとしては願うばかりです。
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