今日のパリ五輪予選の第2戦、なでしこジャパン対北朝鮮は、2-1で日本が勝利しトータルスコアで上回り五輪出場を決めました。第1戦が0-0の引き分けだったので、両チームともに五輪出場への条件はこの試合の勝利でしたが、この試合は北朝鮮の試合運びが第1戦と違いました。第1戦では5-4-1で自陣に引いて、カウンターからの少ないチャンスを狙ってきた北朝鮮ですが、この日は前から日本のDFラインに取りに来ました。
もっとも、この日の日本は、第1戦ではボランチで出場したキャプテンの熊谷をDFラインの中央で起用する3バックで入ってきました。初戦の4バックとは違って、CBの南と高橋が、思い切って取りに行っても後ろに2枚がいるという安心感もあって、確実に北朝鮮FWからボールを取っていました。また、熊谷がラインコントロールを見せて、北朝鮮の攻めをオフサイドに掛ける戦いもできていました。
また、北朝鮮の積極性は、逆に日本にとってはチャンスが増えることも意味しました。布陣的には第1戦と同じ5-4-1の北朝鮮でしたが、後ろのDFラインの前のMFのラインが上がりすぎて間が空き、DFラインの前で日本がキープしやすいデメリットがありました。ここでボールを取れば日本にとってはビッグチャンスで、直接ゴールにはつながらなくても、日本の優位は明らかな試合になってきます。
こうなれば日本の先制点は必然でした。北川が入れた長い距離のFKから、上野が頭で折り返し、田中美南のヘディングシュートはクロスバーを叩いたものの、跳ね返りを高橋(写真)が押し込んで、前半24分で日本がリードを奪いました。前半終了間際に右クロスからの北朝鮮12番のシュートがあわやゴールという当たりでしたが、GK山下がラインぎりぎりでかき出してノーゴールとなり、1-0で日本リードで折り返します。
後半、北朝鮮はさらに攻めに出てきました。それでも、熊谷がラインコントロールを見せてオフサイドを取るなど北朝鮮の攻めは空回りしていました。押され気味だった日本ですが、ロングフィードで抜け出した清水が上手いトラップを見せて北朝鮮左MFを抜き、上げたクロスを藤野が頭で合わせて、2-0と大きなリードを奪うことができました。
最後、北朝鮮が22番のゴールで1点を返し、ロングフィードで攻めてきたものの、クリアで逃げるところとつなぐところを使い分けられた日本の守備が勝り、2-1でこの熱戦を逃げ切りました。女子の場合は五輪出場だけでなく、もう一度世界一を狙いたい場にもなるでしょう。五輪本番でも、日本のテクニカルなサッカーがどこまで発揮できるか、楽しみです。
もっとも、この日の日本は、第1戦ではボランチで出場したキャプテンの熊谷をDFラインの中央で起用する3バックで入ってきました。初戦の4バックとは違って、CBの南と高橋が、思い切って取りに行っても後ろに2枚がいるという安心感もあって、確実に北朝鮮FWからボールを取っていました。また、熊谷がラインコントロールを見せて、北朝鮮の攻めをオフサイドに掛ける戦いもできていました。
また、北朝鮮の積極性は、逆に日本にとってはチャンスが増えることも意味しました。布陣的には第1戦と同じ5-4-1の北朝鮮でしたが、後ろのDFラインの前のMFのラインが上がりすぎて間が空き、DFラインの前で日本がキープしやすいデメリットがありました。ここでボールを取れば日本にとってはビッグチャンスで、直接ゴールにはつながらなくても、日本の優位は明らかな試合になってきます。
こうなれば日本の先制点は必然でした。北川が入れた長い距離のFKから、上野が頭で折り返し、田中美南のヘディングシュートはクロスバーを叩いたものの、跳ね返りを高橋(写真)が押し込んで、前半24分で日本がリードを奪いました。前半終了間際に右クロスからの北朝鮮12番のシュートがあわやゴールという当たりでしたが、GK山下がラインぎりぎりでかき出してノーゴールとなり、1-0で日本リードで折り返します。
後半、北朝鮮はさらに攻めに出てきました。それでも、熊谷がラインコントロールを見せてオフサイドを取るなど北朝鮮の攻めは空回りしていました。押され気味だった日本ですが、ロングフィードで抜け出した清水が上手いトラップを見せて北朝鮮左MFを抜き、上げたクロスを藤野が頭で合わせて、2-0と大きなリードを奪うことができました。
最後、北朝鮮が22番のゴールで1点を返し、ロングフィードで攻めてきたものの、クリアで逃げるところとつなぐところを使い分けられた日本の守備が勝り、2-1でこの熱戦を逃げ切りました。女子の場合は五輪出場だけでなく、もう一度世界一を狙いたい場にもなるでしょう。五輪本番でも、日本のテクニカルなサッカーがどこまで発揮できるか、楽しみです。
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