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相手の積極策に戸惑う(10/10ルヴァン杯C大阪対浦和)

2021-10-10 20:00:26 | 浦和レッズ
今日のルヴァン杯準決勝2ndレグ、C大阪対浦和は、0-1で浦和の敗戦に終わり、埼玉スタジアムで行われる決勝戦への進出はなりませんでした。第1戦は1-1と引き分けてはいましたが、相手のシュートが3度もクロスバーに当たっての引き分けで、流れはC大阪にあると埼玉新聞で危惧した通りになってしまいました。この試合で見れば、浦和がC大阪の積極的な出方に戸惑った様子が見えてきました。

浦和はあまりオフサイドを取りに来るチームではないので、山田、加藤の2トップを置いて横からクロスを入れて、どちらか空いたFWに合えばいいという第1戦のC大阪の入り方は機能していました。また、C大阪は浦和のDFラインからのビルドアップを狙っており、2トップで浦和の2CBに積極的にプレスをかけてきました。それを外してパスを出せればよかったのですが、浦和はどうしても相手の圧力に押されてしまい、やむなくGKにバックパスの場面が多かったと言わざるを得ません。

特に、C大阪は正確にサイドに配球できる、CBショルツにゲームを作らせたくなかった様子です。浦和は相手を押し込むことができれば、ボランチの1枚が降りて3バック気味にして最終ラインで落ち着かせることができますが、ビルドアップのときはCB2枚しかいないのがC大阪の狙いでした。これで、C大阪が攻め、浦和は中盤で奪ったときに時折カウンターを繰り出す構図になります。

C大阪はボランチの原川と奥埜のところが効いており、浦和がサイドを崩してマイナスのパスを出しても、ミドルシュートに足を出して防ぎました。また、浦和サイドも、エースストライカーのユンカーに当たりが出ておらず、相手GKキム・ジンヒョンに止められる場面も見られました。そんな、0-0の均衡は保っていたこの試合は、加藤が強引に持ち込んで打ったシュートがGK鈴木彩艶に当たって入る、不運なゴールで0-1と先制されます。

こうなれば浦和は思い切った手を打たざるを得ず、まずこの日はボールを奪われる場面の目立った小泉を下げて山中を入れ、明本をFWに上げてきました。これで2トップとなった浦和はサイドからクロスを入れてチャンスをうかがいますが、あと一本がつながらず勝負を狙ったCKもクリアされます。これで、右SB西を下げてMFの田中達也を入れ、伊藤敦樹の急造右SBというギャンブルも打ちました。

最後はC大阪が、コーナーに持ち出してキープする時間稼ぎを見せ、試合は0-1で浦和の敗戦に終わりました。最初から2トップだったらもっといい攻めの形があったでしょうが、小泉の不調までは事前には読めないでしょう。これで、ルヴァン杯決勝の日の予定は空きました。秋の花を探しに、どこかに出かけようかと、ちょっと悲しい思案をしています。

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