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大相撲初場所総括

2025-01-26 20:07:32 | 他スポーツ
大相撲初場所は、写真の大関豊昇龍の12勝3敗での逆転優勝に終わりました。この優勝と、3敗も前に出ているという内容の良さが評価されて、横綱昇進に向けた理事会が招集されることになりました。横綱昇進の場合、横審という外部機関の承認が必要なので確定ではないですが、照ノ富士が引退して横綱が空位になっている事情を考慮すると、豊昇龍の横綱昇進はほぼ間違いないと思われます。

今場所を盛り上げたのは、再入幕だった前頭14枚目の金峰山でした。9連勝して一時トップを走り、上位との対戦が組まれた後も大の里と琴桜を破って、昨日まで単独トップでした。最後に息切れしたものの、一時幕内を陥落していた原因だった首痛が良くなったことが、この大健闘の大きな要因でした。上位との対戦で、その突き押し相撲がある程度通用したのも、自信になったことでしょう。

今場所に横綱昇進がかかっていた、大関琴桜は、5勝10敗とまさかの大不振でした。言わないだけでどこか負傷を抱えていたのかもしれません。押し込まれると残す腰がなかった負け方も悪く、カド番になる来場所に向けては、相当の覚悟を持って取り組まないと、一転大関陥落という危険も感じざるを得ません。

もう一人の大関、大の里は10勝5敗と大関としては合格点の成績でした。それでも、序盤で星を落として早々と優勝争いから脱落してしまったので、あまり彼が良かったという印象はないです。負けるときは腰が高く、相手に下に入られてしまうので、大関を通過点にするほどの勢いを感じた昇進当初の期待は、一旦小休止の印象です。

三役を巡る争いは、関脇若元春が6勝9敗、小結若隆景が7勝8敗で平幕に下がる成績です。もう一人の小結阿炎も7勝8敗と負け越していますが、三役に上がりそうな成績の力士が西前頭筆頭の霧島の11勝4敗、西前頭3枚目で12勝3敗の王鵬の二人しかいないので、阿炎に関しては西小結に残るラッキーな番付運になりそうです。

下位では、十両西5枚目の安青錦(あおにしき)が12勝3敗と好成績を収め、来場所の新入幕が濃厚になっています。ウクライナ人ですが、パワー系が多い欧州出身力士にしては珍しいタイプの「業師」で、低い当たりと投げで勝負する相撲は楽しみです。元関脇安美錦が育てた力士と言うこともあって、相撲ぶりも多少、現役時代曲者で知られた安美錦らしさを継承しています。

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