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ヘタフェ対Rマドリード

2022-10-10 11:07:07 | ワールドサッカー

10月16日のクラシコを前に、Rマドリードの試合を見ておこうと、ヘタフェ対Rマドリードのビデオを見ていました。Rマドリードは名将のアンチェロッティ監督が率いており、4-3-3の布陣でアンカーのチュアメニが守りを固め、右MFのモドリッチがさばいてゲームを組み立ててきました。左サイドは若手MFカマヴィンガがドリブルで仕掛け、サイドFWのヴィニシウス(写真)が相手守備陣に仕掛ける攻めが主体でした。

先制点は前半4分にRマドリードに入ります。CKから、ミリトンがニアサイドで得意なヘディングで競り勝ち、ヘタフェゴールに突き刺して1-0とリードします。ミリトンはブラジル代表として来日しており、そのときにフィジカルの強さで日本FW古橋に何もさせませんでした。また、スピードもあり、試合途中で右SBに回しても適用できる強味もあり、なるほどこのレベルならRマドリードのレギュラーCBになれるのだなと納得です。

Rマドリードは公式には3トップの発表でしたが、右FWバルベルデが守備を意識してMF気味のポジションを取っており、右サイドはモドリッチやSBのカルバハルが仕掛ける場面もありました。また、CFのロドリゴは173cmと上背はさほどないので、クロスを放り込むと合わない傾向もありましたが、この試合はCFのレギュラーのベンゼマに休養を与える意味もあったので、サイドを攻めて点を取ろうとする意図に思えました。

これに対し、ヘタフェも明確なゲームプランを持って試合に入ってきました。ヘタフェは5-3-2で中央を固めて、Rマドリードの攻めをブロックの外側に限定させようという狙いでした。また、ヘタフェはDFラインを揃えて高い位置にラインを引いており、Rマドリードの中盤でパスをカットしてからの速攻が狙いでした。この攻めに王者Rマドリードといえど、押し込まれて苦しい場面も作られました。

Rマドリードはヴィニシウスがドリブルで仕掛け、相手DFに倒されて一旦はPKの判定になりますが、VARの結果ドリブルの途中でタッチラインを割っていたという判定になりPKは取り消されます。また、カマヴィンガに代わって投入されたアセンシオが長い距離をドリブルで仕掛けて見せ場も作りましたが、ゴールは割れず、試合はそのまま1-0でアウェイのRマドリードの勝利に終わりました。

この試合は、Rマドリードにしては苦戦したゲームでしょう。それでも、圧倒的にゲームを支配したのはRマドリードで、チーム状態としては悪くないのだろうとは思えました。1位バルサ、2位レアルと首位攻防戦になった、今回のクラシコは面白い試合になりそうです。


RマドリードDFミリトン(写真左)

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