
今日から祝・春一番コンサートが始まりました。
写真は、踊ろうマチルダ、というバンドで、
初めて聴きました。
ボーカルの人の声が、
味があって、
機会があれば、
またどこかでみたいな、と思いました。
最終日まで今年は大阪に滞在して、
全部みたいと思っていたのですけど、
さすがに三日目あたりで飽きるのではなかろうか、
と思い、今日と明日だけにしました。
舞台に向かって、右側に、
次に出る出演者の名前が出ます。
どんな順番かは知らされていません。
話は前後しますけど、
開場と開演が同じなので、
最初の人の演奏は、
じっくり聴くことができません。
今日も、お客さんがもぎりを終えて、
会場に入る時には、
グッバイマイラブの演奏が始まっていました。
ちゃんと、準備して見たかったバンドでした(泣
そーゆーこと、をへっちゃらにやってしまうハルイチです。
話を戻します。
次に出る出演者の名前が、
段ボールに書かれて、
お披露目されます。
今日の最後は、
スケジュール表で消去していくと、
センチメンタルシティロマンスか、いとうたかお。
「どっちかな」
と、僕らは小さな声で少しだけわくわくして、
思っていました。
張り出されたのは、
センチ。ということは、
いとうたかおが最後です。
ところが、
セッティングはセンチといとうたかお。
段ボールに書かれた「センチメンタルシティロマンス」の横に、
「いとうたかお」が並列に並びました。
センチの歌は、僕を30年前に戻しました。
演奏があの時と同じ。
タイムスリップという言葉は、
こういう感覚のことをいうのだろうな、
と思いました。
そして、いとうたかおが、「夜更けの街角」をやって、
「小舟」もやりました。
加川良が「オレンジキャラバン」をやり、「ャvラ並木」をやりました。
今日から大阪に来て、
良かったとマジで思いました。
終わってから、しばらく、
僕は誰とも話したくない気分でした。
胸がせつなくて、どうしようもなかった。
青春の時に、加川良を一緒に聴いた友達のことを思い出して、
きっと彼もここにいたら、
感極まることだろう、
と想像しました。
あれから30年も経ったのが、
不思議でしょうがないです。
河森、僕はぜんぜん変わってないよ、
きっとおまえも変わってないと思うんだ、
加川良は、「ビールストリート」もやったよ。