今日は母の日でした。
紫色の花を贈りました。
名前は知りません。
いつも、母の日は「どうしよう」
と悩むのが常で、
億劫で何も贈らないこともあります。
母が花を好きだということを、
今更に知りました。
母の住まいには、
よく花が活けてあり、
それは小さな花ばかりで、
目立つわけではなく。
「このツツジも地面から拝借してきた」
と母は言います。
「花、好きなんだよねえ」
と訊くと、
「好き」
と母は言います。
とにもかくにも、
こんなことで喜んでもらえるのだから、
助かります。
しかし、花が好きだということを、
僕は今までどうして気がつかなかったのだろう、
と考えました。
判りそうなもんだろうけど、
好きな色だとか、
そういうことも知りません。
今度、好きなものをまとめて訊いておこうと思います。
「ないよ」
と言うのだろうけれど、
そこで僕は刺さるので、
やっぱり、訊きたくないのです。
紫色の花を贈りました。
名前は知りません。
いつも、母の日は「どうしよう」
と悩むのが常で、
億劫で何も贈らないこともあります。
母が花を好きだということを、
今更に知りました。
母の住まいには、
よく花が活けてあり、
それは小さな花ばかりで、
目立つわけではなく。
「このツツジも地面から拝借してきた」
と母は言います。
「花、好きなんだよねえ」
と訊くと、
「好き」
と母は言います。
とにもかくにも、
こんなことで喜んでもらえるのだから、
助かります。
しかし、花が好きだということを、
僕は今までどうして気がつかなかったのだろう、
と考えました。
判りそうなもんだろうけど、
好きな色だとか、
そういうことも知りません。
今度、好きなものをまとめて訊いておこうと思います。
「ないよ」
と言うのだろうけれど、
そこで僕は刺さるので、
やっぱり、訊きたくないのです。