kotoba日記                     小久保圭介

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蛙鳴く

2018年07月06日 | 生活
太陽の絵の上で
寝そべっている夢を

起きて
神妙になる
ふむ


ミヨリの歌
コーヒーを飲んだら
スカッとした

冷静かつ
合法的殺人の
波が
昼から来
憂う

豪雨

終日

不思議だけれど
植え込みの中から
雨が強くなったとき
蛙が鳴きだす

それを聞い
どこにいるんだろう
と探してみる
「植木か何かについてきたのかもしれませんね」
と言う
「うーん、鳥がくわえて落としたかも」
と言う
「そうかも」
と言う

いずれにしても
街中のほんの少しの植え込みの中に
蛙がいる

ここいらは不思議だ
蝶は多種
来るし
見たことがない鳥も来る
あとカナブンやいろいろ
虫が来る
なんでやろう
「いっぱいいろいろ来ますよねえ」
と言う
「そうなんだよねえ」
と言う

帰り道
教会の森の中から
蝉が鳴いているのを
聞いた
この夏
初めての蝉の歌