kotoba日記                     小久保圭介

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すべて太陽

2018年07月24日 | 生活
4時半起床

朝ご飯の歌

納豆
生卵
味噌汁
玄米入りご飯
らっきょう
梅干し
いわしの味噌缶詰め

きゅうり丸かじり

花に蝶
蝉の音


コーヒーの歌を二回も歌う

今日の路の温度
最高で50℃越え
昨日よりマシ
って
あまり変わりなしゆえ
氷を脇に挟み
木陰で涼

歌うは
太陽の歌
裏太陽の歌


03から始まる東京からの電話あり
はてと不安になり
「はい」
とだけ言う
非営利団体からの電話
まあ寄付の電話

内容は海洋にプラスティックが流出して

貝に蓄積している問題
それはFacebook経由で知ったこと

名古屋のように
プラスティックゴミを出して
焼却すれば問題なし
だったら
どうやったら海洋にプラスティックが
ゆかなくなるかを訊いてみた
不法投棄であったり
街中や路に捨てられる
コンビニ袋
ペットボトルを
鳥がくわえて
たとえば
川に持ってゆくという
すると川から海にゆく

「ということは自分ができることはたとえば、道でコンビニ袋が落ちていたら、ひらって、ごみ箱に入れるようにすればいいんですよね?」
「そうです、はい」
と言う

寄付は正しい
わずかな金額だけれど
話を聞いて
したいと思った
だから
した


石牟礼道子の言葉を
思った
おそらく以前
石牟礼道子が
東京の街を見た時のこと

高層ビル群が覆う
道路が覆う
地面は見えない
土は見えない

「物量が大地を圧し潰している」
という言い方のことを
最後にわたしは話した

水俣病のことを一生の仕事とし
大きな仕事をした作家
石牟礼道子
「物量が大地を圧し潰している」
とわたしは何度か言った
それは石牟礼道子さんにしか
言えない言い方だったから

「その言い方は凄いですね」
と電話の向こうで
同意していただいた
志は同じ

海洋も
魚も
貝も
人も
すべて
同じ
すべて
太陽

人の営みが
太陽たちの体をめちゃくちゃにする事実

「プラスティックを食べた魚を、人が食べて、胃腸を傷つけて、初めて人間は実感すると思う」
と言うと
「そうですね」
と言う

過剰梱包の果て
魚たちが苦しむ

コンビニでたとえば
ウェットティッシュを断る
コンビニでたとえば
袋はいらない
と言う
路を聡怩キるのは
正しい
鳥がくわえて飛んでゆくまえに

世界全体が幸せにならない限りわたしの幸せはない
と言ったのは
宮澤賢治





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