医療機器メーカーのニプロは2月17日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン1瓶当たり6回接種できる注射器を増産する方針を明らかにした。
厚生労働省から増産要請を受けた。
タイにある工場の月間生産能力約50万本を、設備改良などで数倍拡増強する。
増産分の供給は9月ごろになる見込みとている。
ニプロの広報担当者はタイエ場で増産態勢を整えるのに4~5ヵ月かかるとした上で「前倒しで増産できるよう取り組んでいる」と話した。
この注射器は現行、タイエ場でのみ生産している。
2月には厚労省からの要望に基づき、十数万本を納入した。
ニプロの注射器はワクチンを押し出す棒の先が突起状になっており、シリンジ内にワクチンはほぼ残らない。
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