厚生労働省の専門部会は11月27日、第一三共が開発した新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB・1・5」に対応したワクチンについて、製造販売の承認を了承した。
近く承認され、初の国産ワクチンとして12月から流通し、無料接種できるようになる見通し。
追加接種用で、12歳以上が投与対象。
厚労省は承認された場合に140万回分を購入することで同社と合意している。
承認後「特例臨時接種」の対象となり、12月4日の週に自治体に配送する予定。
販売名は「ダイチロナ」で、米ファイザー製などと同じメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン。
流行初期の従来株対応品は8月に承認されたが出荷されていない。
部会では、もともと海外で開発され「Me・1・jⅰ Seika ファルマ」が申請した新型コロナ従来株対応のmRNAワクチンや、妊婦が接種して赤ちゃんのRSウイルス感染症を予防する米ファイザーのワクチンについても承認を了承した。
日本の製薬会社の開発力と日本政府の承認の遅さは、なげかわしい。
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