成人年齢が引き下げられた後、何歳で成人式を開くか。
法務省が市区町村に調査したところ、18歳に変更するのは1月時点で2市町にとどまることが1月19日、分かった。
他は「受験と重なる」「飲酒と喫煙が可能となる」として20歳開催を継続するところが多い。
成人年齢を18歳に引き下げる改正民法は2018年6月に成立し、今年4月に施行。
成人式は法的に定められておらず、政府は時期を自治体の判断に委ねている。
調査は昨年12月から今年1月に実施し、1176市区町村が回答。
このうち「決定した」が984で、「検討中」が163、「検討していない」が29だった。
決定済みのうち、「18歳」としたのは北海道別海町と三重県伊賀市。
いずれも理由を「法律上『大人』として扱われる年齢で式をすることにより、自覚を促すことができる」と答えた。
残りの982は「20歳」または「21歳」とし、複数回答による理由は「受験と重なり出席者が減少する」が72・6%で最多。
他に「20歳または21歳で実施する希望者が多かった」が37・7%、「飲酒や喫煙ができる年齢と合わせるべきだ」が25・5%などだった。
開催時期は「成人の日を含む3連休」が75・7%で最も多く、「3
また、法務省の調査には反映されていないものの、大分県国東市は1月の共同通信の取材に、18歳で成人式を実施すると回答。
ホームページで公表している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます