お酒を飲みながら職場の仲間と親交を深める「飲みニケーション」の支持率が急落している。
日本生命保険の調査で「不要」との回答が6割に達し、2017年の調査開始以来、初めて「必要」の割合を上回った。
日生は、新型コロナウイルス禍でお酒に頼らない親睦の在り方を模索する人が増え、意識が変化したとみる。
調査は10月1~13日にインターネット上で実施し、男女7774人が答えた。
飲みニケーションが不要だと答えた人は全体の72%で、内訳は「不要」が37%、「どちらちいえば不要」が25%だった。
不要と考える理由は「気を使う」が37%、「仕事の延長と感じる」が30%、「お酒が好きでない」が22%だった。
年代別では、不要と答えた人の割合が最も高かったのは「20代まで」の66%だった。
一方、必要との回答は38%で、内訳は「必要」が11%、「どちらかといえば必 要」が27%だった。
必要な理由は「本音を聞ける。 距離を縮められる」が58%で最多。
「情報収集を行える」が39%、「ストレス発散になる」が34%だった。
ニッセイ基礎研究所の井上主任研究員は「コロナ禍で会食できなくなり、お酒を介してコミュニケーションすることに疑問を抱く人が増えた」と分析した。
ただ、収束してコロナ前のように会食できるようになれば「飲みニケーションは再評価されるだろう」とみてい
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