3月5日にNHKで放映された「所さん大変ですよ」はインドのナン事情が話題となっていた。日本のインドカレー店では当たり前にあるナンはインドではポピュラーではないというもの。番組では幾つかのインド料理店に電話をし、その事実が明らかになると、スタジオ内は意外な声が響いた。そうか、インドに行ったことのない日本人は知らないのか。いや、自分も実際そう思っていた。インドに行くまでは。でも、2ヶ月半滞在したインドでナンを食べたのは、僅かに1回だけ。北インドの主食はチャパティであり、南インドはライスなのだ。ナンは北インドの一部の高級レストランでのみ取り扱われている。
さて、同番組によると、インド料理屋はこの10年で約4倍にも増えたという。確かに、周囲を見渡すとインド料理屋はかなり多い。中国の人口は現在約14億人で、世界最多だが、いずれインドがその数を超えるという。つまり、これからは華僑ではなく、印僑の時代に入ってくるかもしれない。最近町中華ばかりがクローズアップされている。確かに、拙ブログでは随分前から、中華最強説を唱え、その考えをベースに「中華さすらひ」を展開している。しかし、自分にとってインドも蔑ろにはできない。インドも大好きだからだ。そんな折、とある人物から、「町インド」という言葉を広めないかというアドバイスをいただいた。町中華ときて、今や町寿司、町洋食と、様々なジャンルの個人経営飲食店がクローズアップされている。前述したように10年前と比べ4倍にもなったインド料理店は、今後も増加すると思われる。町のインド料理を応援するため、ここに「町インド」をさすらいシリーズに加えてみたい。
その第一回目は、間違いなくこの店。
「アーンドラキッチン」。
「カレーさすらひ」でも登場するとともに、唯一自分が定期的に訪れるインド料理屋だ。ランチ750円は、「町インド」と呼ぶに相応しい低コスト。
しかも、チャパティがメニューにあり、まさに本場のインドカレーに極めて近い存在だ。訪れる客も玄人が多く、中には手食で食べる人も。ご承知のように、御徒町は宝石の街。そこで商いする人にインド人が多く、その彼らがこぞって利用する店舗としても有名だ。御徒町のナンバーワン町インドだと自分では思っている。
江戸川がガンジス川に見えるのでしょうか。
あの~、駅名は伏せていただけると助かります。(^^;
具体的な駅名出してすみません。削除いただいて構いません。
西葛西のインド人会会長、チャンドラニさんは、成田空港に近い東京という立地が適していたと西葛西に住み始めたと以前、テレビで仰っていました。
テレビ「有吉ぃぃeeeee!」で、有吉さんは江戸川区インド人街名誉アンバサダーに任命され、こないだチャンドラニさんからバッジを受け取っていました。有吉さん、「隅田川をガンジス川に」と抱負を述べていますが、そういうねをきくと、嬉しくなってきます。
町インドはちょっとアンマッチ感が。
彼らは居抜きでしょっちゅう経営者が変わりますからね。
中華で言えば町中華では無く、大陸系中華みたいな感じです。
インド系の人が街中でカレーのチラシを配ってるとついつい受け取ってしまうのです。
中身は大抵同じようなものですけど。
日本人が配っているコンタクトやサラ金のチラシは受け取らないのに。(貰ってもしょうがないので)
でもこういうカレーは久しく食べてないですなぁ。ベジタブル、バターチキン、豆系が好きなんですけどね。
これも記録の意味です。日本にインド人が増加し、インド料理店が多くなったことを記録するというもの。確かに、インド料理では、ネパーリーが多いというのもあり、インドじゃないというご指摘もありますが、記録という意味で、「カレーさすらい」を独立させました。日本のカレーとインドのそれでは違いますね。いずれ、日本もシンガポールのようになるのではと思っています。
ジャンさん。
自分もチラシは受けとります。彼らはかなりフレンドリーです。日本人は冷たいなと思われるのが嫌で、受け取ってしまうという意味もあったりますが。インドの料理はカレーでひとくくりしますが、実像は違います。その一つひとつを理解すると、インド料理は楽しくなりますよ。
ごはんのおかわりは、ばんばん入れてくれます。何回でもおかりできますよ。
ちなみに、インドの定食(ターリー)もおかわりフリーです。