3月の居酒屋放浪は充実していた。地方巡業あり、立ち飲みあり、チェーン居酒屋あり、のバラエティに富んでいた。
3月は、いいお店に行ったと思う。
そのため、月間アワードの選考は相当な接戦となった。「やるき茶屋」は滞在時間が少ないため、査定に入れられなかったが、その他はほぼ評価は拮抗した。
◎ 居酒屋放浪記NO.0179 「居酒屋 出世」(浜松市中区)
◎ 居酒屋放浪記NO.0180 「酒蔵 力(RIKI)」(さいたま市南区)
◎ 居酒屋放浪記NO.0181 「立ち呑み処 TASUICHI」(台東区上野)
◎ 居酒屋放浪記NO.0182 「荒とよ」(北区西ヶ原)
◎ 居酒屋放浪記NO.0183 「やるき茶屋 王子神谷」(北区王子)
■ビール会社のシェア。
-3月単月-
サッポロ 2軒 66.7%
アサヒ 1軒 33.3%
(注:対象となった店舗は3軒)
-今季通算-
アサヒ 5軒 38.5%
キリン 3軒 23.1%
サントリー 3軒 23.1%
サッポロ 3軒 23.1%
(N=13軒)
とうとう、サッポロが2位集団に追いついた。
頑張れ!サッポロ。
今年は混戦模様だ。
■最もおいしかった「煮込み」を選出する「煮込み・オブ・ザ・マンス」
残念ながら、「これだ!」という煮込みはなかった。「出世」の煮込みは汁なしのこってり風味。味付けは味噌ベースでちょっぴりくどい。好みもあるだろうが、わたしはすっきりしたもののほうが好きだ。
「酒蔵 力」「TASUICHI」の煮込みはオーソドックスな「with Soup」。「荒とよ」と「やるき茶屋」で煮込みを食べていないので、この2つから「NOM」(煮込みオブ・ザ・マンス」を選出しなければならない。
本文中にも記した通り、「TASUICHI」の煮込みには奥行きが感じられなかった。印象が「若い」のだ。
一方、「酒蔵 力」のそれは、突出したものこそなかったが、具材とスープ、そしてモツのバランスが絶妙だった。結局、飽きずに食べられるのは、こういう地味ながらも基本に忠実な料理なのであろう。
よって、3月の「NOM」は「酒蔵 力」の煮込みを選んだ。
ちなみに、東京メトロ南北線内に流れる浦和レッズのCMで、レッズサポが選ぶ居酒屋の一位に同店が選出されている。
■今年から、特においしかった一品料理に対する賞を設けた。題して「MV一品」。
3月の「MV一品」は文句なしに「荒とよ」の豆銘(とうべい)。食感は「わさび漬け」、味は沖縄県の豆腐よう」をマイルドにしたもの。これは、まさに日本酒のお供だ。
「出世」のお刺身も甲乙つけ難かったが、僅か三品の酒肴しか出さない「荒とよ」の珍しさも手伝って、3月の月間「MV一品」に「荒とよ」の「豆銘」を選んだ。
■さて、ここで「居酒屋・月間アワード」を選出したい。
「NOM」「MV一品」共に「出世」と「荒とよ」の一騎打ちの様相を呈している。まさに、居酒屋月間アワードはマッチレースとなった。両店ともやはり甲乙つけ難い。ただ、「出世」にとって不運だったのが、わたしが訪問した際は、既にビールなどをたらふく飲んできた後だけに、食欲もやや鈍かった。
より、おいしく酒を頂けた、という点では圧倒的に「荒とよ」に軍配があがる。また、気さくなご主人が、更にポイントをあげた。したがって、3月期の月間居酒屋アワードは「荒とよ」とした。
今更ながら言うまでもないが、改めて気が付いたので一言。「酒肴がいい」「ご主人が面白い」酒場は総じてセンスがよく、店の雰囲気も和やかであることが多い。今回の「出世」「荒とよ」はまさにそんな感じだ。
雰囲気が酒肴を引き立てるのか、或いはその逆か。いずれにせよ様々なシナジーが重なってお店があるのだと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ec/ec9470aeee1fe57bb28b2c859f03bd81.jpg)
■最後に「居酒屋・月間アワード」の「立ち飲み部門」を選んでみたい。
3月に行った立ち飲み屋さんは、僅か1軒。「立ち呑み処 TASUICHI」である。
この1軒が自動的に月間アワードを獲得すると、そういう訳ではない。
現に、2月の立ち飲みアワードは該当者なし、である。
しかし、総合的に判断すると「立ち呑み処 TASUICHI」はそれなりに見所のある酒場だった。詳しくは本文をご参照いただきたい。
よって、3月の「立ち飲み」部門は「立ち呑み処 TASUICHI」に決定。
前月は「黒田」の一人勝ちだったが、今回は、けっこう票が割れた。
さて、4月はどんなドラマが起きたのだろうか。
お楽しみに!
3月は、いいお店に行ったと思う。
そのため、月間アワードの選考は相当な接戦となった。「やるき茶屋」は滞在時間が少ないため、査定に入れられなかったが、その他はほぼ評価は拮抗した。
◎ 居酒屋放浪記NO.0179 「居酒屋 出世」(浜松市中区)
◎ 居酒屋放浪記NO.0180 「酒蔵 力(RIKI)」(さいたま市南区)
◎ 居酒屋放浪記NO.0181 「立ち呑み処 TASUICHI」(台東区上野)
◎ 居酒屋放浪記NO.0182 「荒とよ」(北区西ヶ原)
◎ 居酒屋放浪記NO.0183 「やるき茶屋 王子神谷」(北区王子)
■ビール会社のシェア。
-3月単月-
サッポロ 2軒 66.7%
アサヒ 1軒 33.3%
(注:対象となった店舗は3軒)
-今季通算-
アサヒ 5軒 38.5%
キリン 3軒 23.1%
サントリー 3軒 23.1%
サッポロ 3軒 23.1%
(N=13軒)
とうとう、サッポロが2位集団に追いついた。
頑張れ!サッポロ。
今年は混戦模様だ。
■最もおいしかった「煮込み」を選出する「煮込み・オブ・ザ・マンス」
残念ながら、「これだ!」という煮込みはなかった。「出世」の煮込みは汁なしのこってり風味。味付けは味噌ベースでちょっぴりくどい。好みもあるだろうが、わたしはすっきりしたもののほうが好きだ。
「酒蔵 力」「TASUICHI」の煮込みはオーソドックスな「with Soup」。「荒とよ」と「やるき茶屋」で煮込みを食べていないので、この2つから「NOM」(煮込みオブ・ザ・マンス」を選出しなければならない。
本文中にも記した通り、「TASUICHI」の煮込みには奥行きが感じられなかった。印象が「若い」のだ。
一方、「酒蔵 力」のそれは、突出したものこそなかったが、具材とスープ、そしてモツのバランスが絶妙だった。結局、飽きずに食べられるのは、こういう地味ながらも基本に忠実な料理なのであろう。
よって、3月の「NOM」は「酒蔵 力」の煮込みを選んだ。
ちなみに、東京メトロ南北線内に流れる浦和レッズのCMで、レッズサポが選ぶ居酒屋の一位に同店が選出されている。
■今年から、特においしかった一品料理に対する賞を設けた。題して「MV一品」。
3月の「MV一品」は文句なしに「荒とよ」の豆銘(とうべい)。食感は「わさび漬け」、味は沖縄県の豆腐よう」をマイルドにしたもの。これは、まさに日本酒のお供だ。
「出世」のお刺身も甲乙つけ難かったが、僅か三品の酒肴しか出さない「荒とよ」の珍しさも手伝って、3月の月間「MV一品」に「荒とよ」の「豆銘」を選んだ。
■さて、ここで「居酒屋・月間アワード」を選出したい。
「NOM」「MV一品」共に「出世」と「荒とよ」の一騎打ちの様相を呈している。まさに、居酒屋月間アワードはマッチレースとなった。両店ともやはり甲乙つけ難い。ただ、「出世」にとって不運だったのが、わたしが訪問した際は、既にビールなどをたらふく飲んできた後だけに、食欲もやや鈍かった。
より、おいしく酒を頂けた、という点では圧倒的に「荒とよ」に軍配があがる。また、気さくなご主人が、更にポイントをあげた。したがって、3月期の月間居酒屋アワードは「荒とよ」とした。
今更ながら言うまでもないが、改めて気が付いたので一言。「酒肴がいい」「ご主人が面白い」酒場は総じてセンスがよく、店の雰囲気も和やかであることが多い。今回の「出世」「荒とよ」はまさにそんな感じだ。
雰囲気が酒肴を引き立てるのか、或いはその逆か。いずれにせよ様々なシナジーが重なってお店があるのだと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ec/ec9470aeee1fe57bb28b2c859f03bd81.jpg)
■最後に「居酒屋・月間アワード」の「立ち飲み部門」を選んでみたい。
3月に行った立ち飲み屋さんは、僅か1軒。「立ち呑み処 TASUICHI」である。
この1軒が自動的に月間アワードを獲得すると、そういう訳ではない。
現に、2月の立ち飲みアワードは該当者なし、である。
しかし、総合的に判断すると「立ち呑み処 TASUICHI」はそれなりに見所のある酒場だった。詳しくは本文をご参照いただきたい。
よって、3月の「立ち飲み」部門は「立ち呑み処 TASUICHI」に決定。
前月は「黒田」の一人勝ちだったが、今回は、けっこう票が割れた。
さて、4月はどんなドラマが起きたのだろうか。
お楽しみに!
相当な居酒屋判定士なんですねえ。。。
尊敬します。
で、さっそく旨い煮込みが食いたくなりました。
今日もビール日和で、、、どこかで呑んでるんでしょうか?
またこちらに遊びに来ますね。
しかし、昨日は楽しかったですね。
特に2次会が!
もっと話しをしていたかったんですが、都合が悪く失礼しましたが。
絶対、またお会いしましょう。
ちなみに、今日は昼間から蒲田の居酒屋で飲みました。