恵比寿で仕事を終え、その足で立ち飲み屋の「Q」へ行こうと思った。だが、店の前まで行って、怖気づいた。立ち飲みといいながらも、あまりにもこ洒落ているからだ。
タチノミスト熊猫、挫折。
恵比寿の立ち飲み屋はお洒落すぎる。
新橋の立ち飲み屋を愛するおっさんらは恵比寿ではさぞかし苦労するだろう。
さて、どこへ行こうかと考えて、ふと思いついた。
「恵比寿横丁」っていうのが、恵比寿駅の北側にあったっけ。そこから、雰囲気のある居酒屋がありそうだと思い、行ってみると、あるある。昭和の雰囲気を醸す店が。
「恵比寿横丁」というのは、平屋の雑居ビルという按配か。1階に、雑然とした雰囲気の、ある意味、市場っぽい飲み屋が集まる建物である。建物自体は古いが、「横丁」と名づけたエリアは作られた感がぷんぷんする。
わざとらしくレトロ調にしているところなんか、ちょっと怪しい。1分も歩けば、通り過ぎてしまうほどの狭いエリアなのだが、そこに飲み屋が数軒固まっている。
その中で、ホッピーが飲める店をチョイスして入ったのが「かっぱちゃん」である。店はオープンエアで通路にも席を並べている。木造の建て屋がいかにも大衆臭さを演出しており、軒先に吊るされている紅白のホッピーの提灯がいかにも!と思わせる。
店に入ってみると、客はわたしだけだった。
カウンター席に腰掛けて、早速生ビール。そして、メニューを眺めて「とんちゃん煮込み」を頼んだ。
わたしは、いつも条件反射的に、居酒屋に入ったら「ビールと煮込み」を頼むのだが、この日ばかりは躊躇した。
なんと、「とんちゃん煮込み」が550円もするからである。これはまた、法外である。
以前、横浜野毛の「麺房亭」で1680円の「煮込み」を頼んだことがあるが、これはもう例外。このいかにも日本の居酒屋然とする店で550円は、ちょっと破格だと思う。
そして、メニューを見ながら、飲み物の欄に目をやって、またびっくり。
なんと生ビールが550円もするのである。
高すぎるのである。
運ばれてきたビールジョッキを眺めたが、いかにも普通のジョッキなのである。400mlくらいのレギュラーサイズ。これが550円とはちょっと暴利ではないか。
聞くところによると、生ビールの一杯あたりの原価はだいたい160円くらいだという。店の回転がよく、ロットが出る店なら150円もあるだろう。
例えば、1杯あたり、原価が150円と仮定すると、なんと粗利は400円ということになる。
これは、けっこうな殿様商売ではないか。
確かに、この店では接客の係の人材を雇っている。したがって、一人で切り盛りする立ち飲み屋とは収益構造がちがうことは分かる。しかし、それにつけても、この料金設定はいただけない。
さて、もう一方の「とんちゃん煮込み」は比較的大きな器で大盛りの「シロ」を山ほど積んで出てきた。確かに、量的には他店を圧倒するものがある。
一口食べてみて、その深い味わいには感動もした。シロがスープの色によく煮込まれており、既に変色しかがっている。大胆に切られたネギがまぶされており、食欲をそそる。
待望の「煮込み」にありつけられた反動もあるのか、内容もホントにおいしいものだった。
だが、550円はやっぱり暴利だと思う。
ビールと「煮込み」を合わせて1100円。
要はその価値があるかどうかだか、残念ながらないと思う。
新橋の「まこちゃん」を基準にすると、ボリューム、品質的にも金額は法外だと思う。
何故ならば、同店は全てにおいて2割程度、金額が高いのである。
ポテトサラダを頼んだが、これが400円。ホッピーを頼んだが、セットで500円。しかも2冷。中(ナカ)は一杯250円。
焼き物はカシラが150円、ハツ、ねぎまが各120円で辛うじて普通の水準だ。
一瞬、同店は複数の客向けに料理を出しているから、やや金額が高めなのかなとも思った。確かにボリューム的には一人ではちょっと多い。だが、飲み物の値段を考えれば、そうでないことは一目瞭然。やはり、利益率を優先的に考えているものと考えられる。
料理の素材は悪くない。味もかなりいいだけに、値段は致し方なしとも受け取れる。
店の装飾は「鉄腕アトム」の古いポスターや長渕剛さんの古いレコードジャケットが飾られたり、店主の趣味が現れている。だが、こうしたいい雰囲気も壁にかけられた薄型テレビで一変してしまう。
もったいないなと思う。
会計すると3,090円。
一人飲みでこの金額は痛いな。
やっぱ2割くらい高いよ。
タチノミスト熊猫、挫折。
恵比寿の立ち飲み屋はお洒落すぎる。
新橋の立ち飲み屋を愛するおっさんらは恵比寿ではさぞかし苦労するだろう。
さて、どこへ行こうかと考えて、ふと思いついた。
「恵比寿横丁」っていうのが、恵比寿駅の北側にあったっけ。そこから、雰囲気のある居酒屋がありそうだと思い、行ってみると、あるある。昭和の雰囲気を醸す店が。
「恵比寿横丁」というのは、平屋の雑居ビルという按配か。1階に、雑然とした雰囲気の、ある意味、市場っぽい飲み屋が集まる建物である。建物自体は古いが、「横丁」と名づけたエリアは作られた感がぷんぷんする。
わざとらしくレトロ調にしているところなんか、ちょっと怪しい。1分も歩けば、通り過ぎてしまうほどの狭いエリアなのだが、そこに飲み屋が数軒固まっている。
その中で、ホッピーが飲める店をチョイスして入ったのが「かっぱちゃん」である。店はオープンエアで通路にも席を並べている。木造の建て屋がいかにも大衆臭さを演出しており、軒先に吊るされている紅白のホッピーの提灯がいかにも!と思わせる。
店に入ってみると、客はわたしだけだった。
カウンター席に腰掛けて、早速生ビール。そして、メニューを眺めて「とんちゃん煮込み」を頼んだ。
わたしは、いつも条件反射的に、居酒屋に入ったら「ビールと煮込み」を頼むのだが、この日ばかりは躊躇した。
なんと、「とんちゃん煮込み」が550円もするからである。これはまた、法外である。
以前、横浜野毛の「麺房亭」で1680円の「煮込み」を頼んだことがあるが、これはもう例外。このいかにも日本の居酒屋然とする店で550円は、ちょっと破格だと思う。
そして、メニューを見ながら、飲み物の欄に目をやって、またびっくり。
なんと生ビールが550円もするのである。
高すぎるのである。
運ばれてきたビールジョッキを眺めたが、いかにも普通のジョッキなのである。400mlくらいのレギュラーサイズ。これが550円とはちょっと暴利ではないか。
聞くところによると、生ビールの一杯あたりの原価はだいたい160円くらいだという。店の回転がよく、ロットが出る店なら150円もあるだろう。
例えば、1杯あたり、原価が150円と仮定すると、なんと粗利は400円ということになる。
これは、けっこうな殿様商売ではないか。
確かに、この店では接客の係の人材を雇っている。したがって、一人で切り盛りする立ち飲み屋とは収益構造がちがうことは分かる。しかし、それにつけても、この料金設定はいただけない。
さて、もう一方の「とんちゃん煮込み」は比較的大きな器で大盛りの「シロ」を山ほど積んで出てきた。確かに、量的には他店を圧倒するものがある。
一口食べてみて、その深い味わいには感動もした。シロがスープの色によく煮込まれており、既に変色しかがっている。大胆に切られたネギがまぶされており、食欲をそそる。
待望の「煮込み」にありつけられた反動もあるのか、内容もホントにおいしいものだった。
だが、550円はやっぱり暴利だと思う。
ビールと「煮込み」を合わせて1100円。
要はその価値があるかどうかだか、残念ながらないと思う。
新橋の「まこちゃん」を基準にすると、ボリューム、品質的にも金額は法外だと思う。
何故ならば、同店は全てにおいて2割程度、金額が高いのである。
ポテトサラダを頼んだが、これが400円。ホッピーを頼んだが、セットで500円。しかも2冷。中(ナカ)は一杯250円。
焼き物はカシラが150円、ハツ、ねぎまが各120円で辛うじて普通の水準だ。
一瞬、同店は複数の客向けに料理を出しているから、やや金額が高めなのかなとも思った。確かにボリューム的には一人ではちょっと多い。だが、飲み物の値段を考えれば、そうでないことは一目瞭然。やはり、利益率を優先的に考えているものと考えられる。
料理の素材は悪くない。味もかなりいいだけに、値段は致し方なしとも受け取れる。
店の装飾は「鉄腕アトム」の古いポスターや長渕剛さんの古いレコードジャケットが飾られたり、店主の趣味が現れている。だが、こうしたいい雰囲気も壁にかけられた薄型テレビで一変してしまう。
もったいないなと思う。
会計すると3,090円。
一人飲みでこの金額は痛いな。
やっぱ2割くらい高いよ。
自分も格安で炭酸水が出来るということで、生中で使われている「ミドボン」で炭酸ガスを作っています。コストがネットで1L5.6円と試算されていたからです。
自分の場合、頻繁には使っていないので全く目安にはなりませんが、一年以上使っててガスが無くなることがないんで、(というか、1Lペットで何十本か炭酸水を作って、ガスは1/5も減っていません。)コストとしてはやはり格安であろうと思い、わざわざ計算までしていないレベルです。
お店を擁護したいのであれば、こういう主観バリバリのブログネタには反応されないのが一番いいと個人的には思いますが、いかがでしょう。貴方自身も反論に足りうるデータは一つも出していらっしゃいませんし・・・。
仕入れ先や仕切りによって、原価にはばらつきがありました。
ネットや量販店で確認してみれば?
100cc辺り50円プラス炭酸ガス代が掛かりますが…