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居酒屋さすらい 1776 - 23区最南端の角打ち(多分) - 「藤林酒店」(大田区東六郷)

2021-05-08 20:11:09 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

※緊急事態宣言発出前の訪問です。

このお店を見つけたのも、本当に偶然のことだった。年に2回ほど訪れる K西ペイント販売を訪問し、その帰り、いつもと違う道を通ったら偶然見つけたのだ。随分昔から、六郷土手駅界隈の立ち飲みをくまなく探したものである。以前はwebで一軒の立ち飲みがヒットして、行ってみたが、営っているか閉まっているのかわからなくて何回か行って諦めた。恐らく、もう既に閉業していたのだろう。だから、六郷土手には立ち飲みはなく、半ば諦めていたところに、意外にも角打ちがあったのである。

お店に入るやいなや、いきなり女将さんが、話しかけてきた。

「飲んでく?」。

随分フランクな人だ。

「えぇ」。

しかし、角打ちはいつも緊張する。勝手が分からないからだ。

「日本酒飲めますか?」

そう尋ねると、「これはどう?」と3本のお酒を用意してくれた。

え?「六郷の華」。

なにこれ、六郷の地酒?まさか。今や23区内に酒蔵は一つしかない。なんてことはない。酒販店用のOEMのようだ。では、その「六郷の華」をいただく。つまみは「ほたて揚げ」(103円)で。

一口いただくと、女将さんが話題をふる。

「どこから来たの?」

自宅は北区と告げると、「わたし一回だけ行ったよ」という。商売してれば、なかなか外出もできないだろうし。大田区といってもほぼもう23区内最南端だし、北区はもう最北端だから。近いようで遠いですよね。とりあえず、そう返事をした。この店を出て南に200m弱行くと多摩川である。そこを渡れば川崎だ。いや、厳密に言うと、多摩川の半分を越えれば神奈川県になる。もしや、この店が23区最南端の角打ちではないだろうか。厳密に調べた訳ではないが、多分間違いないだろう。東京には小笠原諸島があり、恐らく各島々に角打ちはあるだろう。本州上の東京の最南端は町田市の地点らしい。もしかすると、その辺りに角打ちは存在するかも。調べてないから何ともいえない。ただ、この店は23区最南端の角打ち、もっと言えば最南端の立ち飲みだと思われる。

その後もとりとめのない話しをしながら、ついお酒を3杯もいただいてしまった。

最南端かどうか、女将さんに聞けばよかった。多分、饒舌に話してくれただろう。

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