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居酒屋さすらい 1117 - 「岐阜屋」にひけをとらない小吃の数々 - 「中華料理 菜香菜 新宿店」(新宿区西新宿)

2017-01-15 18:28:47 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

神宮球場の帰り道、ボクとUチーさんの足取りは重かった

勝敗の結果よりも、カープの先発投手に疑問が残った。

今井啓介。

いや、逆に言えば、そんな世にも珍しい試合を観た希少的価値はあるといえる。

けれども、よりによってこんなときに今井投手なんて。

シーズン前の下馬評とはまったく違う不甲斐ない戦いのカープに、ボクらはため息をつきながら、新宿駅を降りた。

 

どこに行こうかという段になって、ボクらはしょんべん横丁の「岐阜屋」に向かったが、店は満員で、仕方なくUチーさんの知ってる店に行くことにした。

新宿大ガードの交差点を超えてすぐ。「菜香菜」という店である。

 

「一番搾り」は生と瓶が用意されており、それぞれ390円と410円。ちなみに瓶ビールは中瓶である。

生ビールの値段だけ見ても、随分頑張っているという印象を受けた。「岐阜屋」の場合、瓶ビール中瓶は400円。ほぼ互角に戦っている。

ただ、「岐阜屋」にはホッピーがある。「菜香菜」にはない。

しかし、一方では「岐阜屋」にはなくて、「菜香菜」にあるものがある。

それは、「紹興酒」。

5年ものがボトルで980円とは、かなり競争力のある価格設定だ。

中華街に行けば、ほぼ同じものでも1,500円はとられる。

Uチーさんは、生ビール。ボクはその5年ものの「紹興酒」を頼んだ。

 

ずらりと並んだ料理をつぶさに観察すると、どうやらお店は四川の店のようだ。

とりわけ「ハチノス」があるのがいい。

これだけで、十分酒が飲める。

言うまでもなく、「岐阜屋」は町中華である。一方、この「菜香菜」はあえていえば、ネオ中華か。

揃えてある料理が違うが、値段的に法外というものでもない。

例えば、「肉野菜いため」を例に挙げると、「岐阜屋」は500円。「菜香菜」は600円。

ボリューム的には「菜香菜」の方が多い。

 

いや、前菜というか、つまみとしての小吃は、むしろ「菜香菜」に軍配があがるかも。

「焼き餃子」は「菜香菜」が5個、280円に対し、「岐阜屋」は同じ個数で350円。

この勝負は「菜香菜」が圧倒した。

 

「ハチノスと牛肉のピリ辛あえ」をいただいた。これが絶品だった。中華ならではの味付けで、例えば、浅草ホッピー通りの「鈴よし」のそれよりも味が深い。

思わず、どんどん紹興酒が進む。進む。

 

例えば、「腸詰め」(380円)。さすがに、「麗郷」レベルではないにしろ、酒のお供には十分すぎる。

 

この店、恐るべしであった。

 

「岐阜屋」は、あの雰囲気で飲むのが、またいい。それに比べて、「菜香菜」はいかにも中華屋さんだ。それでも、「菜香菜」の店内はサラリーマンらでにぎわっている。

 

雰囲気はさておき、新宿で中華酒を選ぶなら、「菜香菜」も、十分候補の一角だと思う。

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