西馬込で取材が終わり、同行して頂いたD整連のS原専務が「1杯ビール飲んでいきましょうか」と言う。
断る理由などないので、酒場を探すが、なかなか見つからない。
第二京浜沿いに居酒屋があるとは想像できないので、脇道にそれると、「養老の瀧」があった。まさか、「チェーン店は好きではありません」などともいえず、店に入った。
「養老乃瀧」に入ったのは何年ぶりだろうか。
遠い昔、稲毛の「養老乃瀧」に入った記憶があるが、それもいつのことやら。
店内は昔風の居酒屋的雰囲気。
右側に厨房、それをカウンターが囲み、4人掛けのテーブルが横一列に並ぶ。厨房には短冊メニュー、見るとなかなか個性的なメニューが揃う。
「キスの天ぷら」
「水ナスの煮浸し」
この個性的なメニューはチェーン店のものとは思えない。
恐らくは、ある程度経営者の裁量で独自のメニューを作ることができるのだろう。
早速、その二品を貰った。
ビールはサッポロ。中ジョッキ(420円)、大ジョッキ(690円)と用意されている。
こういった店によくありがちな中ジョッキはグラスビール、大ジョッキは他店では中ジョッキに相当するものかと思いきや、さにあらず。
大ジョッキは巨大なジョッキで恐らくNETで1リットルはゆうに入っているだろう。
ビールは適度に冷えている。但し、注ぎ方は雑。このへんはチェーン店の悲しき性といったところだろうか。
「キスの天ぷら」。
熱々でうまし!
店の主人の料理の腕、なかなかやるな。
そういえば、この大田区はかつてアオギス釣りが盛んなところだった。
「脚立釣り」といって、文字通り脚立を遠浅の海に固定し、その上で人々が釣るのだ。
東京新聞で在りし日の写真を見たことがあるが、それはそれは壮観な風景であった。なにしろ、遠浅の海に脚立が生えるように立ち並んでいたからだ。
さて、「水なすの煮浸し」。
産地は岸和田と黒板に書かれている。
そう、関東ではほとんど見かけない、このナスは「なにわ野菜」とも言われ、関西圏が主産地のなすなのだ。
平生、我々が食べるナスと比べて、更に丸みを帯びたナスは甘みがあって、これまたなかなかうまい!
様々なメニューが用意されており、「養老乃瀧」のオリジナルメニューも各種揃えている。
串焼き、鉄板焼き、揚げ物などなど!
そういえば、かつてあった自社ブランドのビールは既に撤収された模様。今ではもう見る影もない。
しかし、今や隠れ家的居酒屋が大全盛。
チェーン店もすっかり様変わりをしてきた。
だが、この「養老乃瀧」を見ていると、古いチェーン店でありながら、なんとなく古典的酒場の風格すら漂う。
居酒屋チェーンの黎明期を演出した店舗は、もはやその域に達しようとしているようだ。
断る理由などないので、酒場を探すが、なかなか見つからない。
第二京浜沿いに居酒屋があるとは想像できないので、脇道にそれると、「養老の瀧」があった。まさか、「チェーン店は好きではありません」などともいえず、店に入った。
「養老乃瀧」に入ったのは何年ぶりだろうか。
遠い昔、稲毛の「養老乃瀧」に入った記憶があるが、それもいつのことやら。
店内は昔風の居酒屋的雰囲気。
右側に厨房、それをカウンターが囲み、4人掛けのテーブルが横一列に並ぶ。厨房には短冊メニュー、見るとなかなか個性的なメニューが揃う。
「キスの天ぷら」
「水ナスの煮浸し」
この個性的なメニューはチェーン店のものとは思えない。
恐らくは、ある程度経営者の裁量で独自のメニューを作ることができるのだろう。
早速、その二品を貰った。
ビールはサッポロ。中ジョッキ(420円)、大ジョッキ(690円)と用意されている。
こういった店によくありがちな中ジョッキはグラスビール、大ジョッキは他店では中ジョッキに相当するものかと思いきや、さにあらず。
大ジョッキは巨大なジョッキで恐らくNETで1リットルはゆうに入っているだろう。
ビールは適度に冷えている。但し、注ぎ方は雑。このへんはチェーン店の悲しき性といったところだろうか。
「キスの天ぷら」。
熱々でうまし!
店の主人の料理の腕、なかなかやるな。
そういえば、この大田区はかつてアオギス釣りが盛んなところだった。
「脚立釣り」といって、文字通り脚立を遠浅の海に固定し、その上で人々が釣るのだ。
東京新聞で在りし日の写真を見たことがあるが、それはそれは壮観な風景であった。なにしろ、遠浅の海に脚立が生えるように立ち並んでいたからだ。
さて、「水なすの煮浸し」。
産地は岸和田と黒板に書かれている。
そう、関東ではほとんど見かけない、このナスは「なにわ野菜」とも言われ、関西圏が主産地のなすなのだ。
平生、我々が食べるナスと比べて、更に丸みを帯びたナスは甘みがあって、これまたなかなかうまい!
様々なメニューが用意されており、「養老乃瀧」のオリジナルメニューも各種揃えている。
串焼き、鉄板焼き、揚げ物などなど!
そういえば、かつてあった自社ブランドのビールは既に撤収された模様。今ではもう見る影もない。
しかし、今や隠れ家的居酒屋が大全盛。
チェーン店もすっかり様変わりをしてきた。
だが、この「養老乃瀧」を見ていると、古いチェーン店でありながら、なんとなく古典的酒場の風格すら漂う。
居酒屋チェーンの黎明期を演出した店舗は、もはやその域に達しようとしているようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます