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今年初の出張。
まぁ出張といっても差し支えあるまい。都心からしっかり1時間以上も電車に揺られるのだから。真っ白に冠雪した富士山が近くに見えるのだから。
秦野市。
初めて来た。かみさんが一年間、住んだ街。思ったよりも都会だった。
仕事を終えたら行こうと決めていた酒場がある。ネットで調べると「大衆酒場秦野BASE本店」といのが引っかかった。立ち飲みスペースがあるらしい。しかも、15時さら営業しているとのこと。これは都合がいい。
仕事を終えて16時に行ってみると、お店は休みだった。緊急事態宣言で月曜から水曜日まで休みと書いている。さて、困った。駅前まで戻ると「月あかり」というチェーン店があったが、ここは3月7日まで休業となっている。もはや万策尽きたかと歩いていると、駅前の一角に居酒屋が見えた。
「庄や」じゃないか。どうやらお店も開いてる様子。この際、「庄や」でもなんでもいいから、とにかく入ろう。
お店は意外にも混雑していた。まだ16時なのに。
カウンターには2人客。テーブルは3卓中、2つが埋まっている。他の店が閉まっていることで、「庄や」に流れてきたのだろうか。
「ホッピー」あるかなとメニューを繰っていたら、なんと「ジャン酎」(1,100円)があった。しかも、しっかり「ジャン酎」と表記されている。ただ、モヒートはなかったが、ここはもう迷うことなく、「ジャン酎」をオーダー。つまみは「モツ煮込み」(350円)。
その「ジャン酎」には大量のカットレモンがついてきた。これって多分、2人で頼むのかもね。これだけあれば、ふんだんに、そして贅沢にレモンが使える。ただ、レモンとともに、お通しもしっかりついてきた。風呂吹き大根みたいなお通しが。
店舗の外観はかなりくたびれた感じの店だったが、店内は清潔だった。「庄や」に来るのは八千代中央駅前以来7年ぶり。黄色いCIの昔ながらの店は足利で入ったから、実に8年ぶりだ。そういや、「庄や」って田舎町に多いのかと、今更ながらに思いつく。しかも競争の少ない田舎駅。八千代中央も足利も駅の周囲にお店が少なかった。だから、選択肢がなく、ほぼ自動的にお店に吸い込まれてしまうのだ。
「煮込み」も串焼きも凡庸ではあった。ただ、商売は強気だった。串焼きは1本170円。高くねーか。もしや足元見てるな。周囲にお店がなく、他に行くところがないからって。
「ハラミ」(豚)を2本、「ねぎま」に「つくね」を各1本ずつ。全てタレで。
正直、いまいちだった。「ハラミ」の身はそこそこあったが、「つくね」も「ねぎま」も身は小ぶりだった。タレもちぐはぐだし。
結局、これにて試合終了。
さすがに「ジャン酎」は効いた。
何がって?
アルコール強度ではなく量。新宿までの長い道中、トイレに行きたくて。結局、新宿まで我慢したけど、最後はもうギリだった。
店にしてみればかえって忙しいかも。
ジャン酎?
ハイリキのでっかいボトルの酎ハイで、ジャンボ酎ハイの略です。赤羽の「まるます家」の名物ですよ。
鯉の洗い!
大好きです!
凄い酎ハイですね。私は何10年も酎ハイ飲んでません。
もとい、鯉の洗いをシュワシュワっとした「ジャン酎」モヒートでいただくのが、うまいんです。
あとはうなぎの兜焼きがあれば、最高です。