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「小諸そば」は、季節限定のメニューが充実している。いつも、なにかしら時季に合わせたメニューがあり、これだけでも充分に楽しめる。
春先は、毎年恒例の「春盛り天」。もちろん、そばもあるし、うどんもある。また、天丼もあって、バリエーションもいろいろ。これが来ないと、春はやってこない。
きす天に、アスパラ天、そして筍と干し海老のかきあげ。かなり、豪華な内容だ。これでずばり380円。多少、身が小さいのが気になるけど、この価格で文句は言えない。
天ぷら系のそばのいいところは、次第に衣が具と分離して、汁と一体になること。漫画家の東海林さだおさんは、その現象を「もろもろになる」と表現するが。もっとも、東海林さんは、「富士そば」フリークだけれど。
とにかく、そのもろもろになった状態から、更にうまい出汁が出てきちゃうから、たまらない。
きす天が出ると春だなって、風流な江戸人を気取りつつ。
「春盛り天そば」は、春の恒例行事だな。
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