M永さんとの打ち合わせが終わり、帰宅の途へ。建物を出ると雪が本降りになっている。あぁ、この日は東京も雪の予報だった。もし今が夕方ならば断然酒場直行で、程よい雪見酒になったのだが。
しかし、せっかくの機会、駅周辺を散策して帰るか。
けれども駅の周囲には酒場はおろか、あまり店もない。したがって立ち飲みもないのである。いつか立ち飲みラリー、南北線編で来たときは苦労するんだろうなと思った。
昼飯を食べて帰ろうと思っていたが、「吉野家」すらない。ようやく見つけたのはイタリアンのキッチンカー。これを買って家で食べるかと、車内のお姉さんに声をかけたら、まだオープンじゃないとのこと。え?あと15分で正午なんだけど。この慌てぶりはなんだかやらかしたな。ソースが焦げちゃったとか。下準備を忘れていたとか。しゃあない。地元で食べるかと歩き出した時、通りの対岸に店が見えた。町インドっぽい。あそこに行ってみるか。
お店の名前は「サムラート」。
ん?どっかできいたことがある。
店に入るとお客さんは一人だったが、自分が着席したら、一気にお客さんが入ってきて瞬く間に満席になった。どうやら人気店のようだ。
チャパティあるかなとメニューを繰ったが、残念なことにない。ナンは何だか食べる気がしなかったので、「ビリヤニセット」(1,230円)のマトンをオーダーした。
しかし、「サムラート」って何だっけ?どっかの地名ったと思ったけど思い出せない。自分の座るテーブルの左側は建物の柱になっていて、何かの写真が貼り付けてある。石の尖塔のようだが、これもまた見覚えがある。
とこだっけ?確か、自分はここに行ったような気がするのだが思い出せないのだ。辛うじて、「ファティープスィークリー」という単語が閃いた。そうだ、確かそんな名前の建造物だったっけ?それをすぐさま店員さんに聞いて、確かめたかったが、お店は瞬く間に満席になっててんやわんやになっている。「サムラート」も「ファティープスィークリー」ももうどうでもよくなった。
そうこうするうちにサラダがテーブルに運ばれてきた。大体、町インドのセットは先にサラダが出てくる。それを食べながら、待っていると「ヨーグルトサラダです」との説明とともに平たい更に盛られたヨーグルトが運ばれてきた。
え?サラダが2種類。
スプーンにすくっていただくとサラダというよりは普通にヨーグルト。これはラッシーみたいな感じでいただけばいいと思う。
そして本丸の「ビリヤニ」。
うまし。ピリッとスパイス。本当にうまいよ。でもって、「ビリヤニ」はやっぱマトンでしょ。微妙に臭みのあるマトンがより「ビリヤニ」をエスニックらしくする。
1 ,230円は高輪プライスだが、その価値あり。
「サムラート」はどうやら他店舗展開しているらしい。知らなかった。
ただね。自分はナンはいいいかな。
今年初のお店訪問は酒場でなく町中華でもなく町インドとは。今年はたくさん町インドに行くぞ〜。
たまに自作するのだが、なかなか上手くいかない・・・・。
ホントだ。
「ライタ」で検索すると出てくるね。これ知らなかった。インドでも食べたことなかったよ。
自分はフィジーに行ったときにライタの存在を知りました。フィジーもインド系の方々多いからね。
さっき、インド料理レシピの「50 great curries of india」を繰ってみたら、4種類のライタが載っていました。ポピュラーなんだねー。
へぇ、富士にもインド系がいるんだね。
静岡側?山梨側?
ちゃんとしたインド料理屋さんはヨーグルトすら自家製なのか、スーパーで売ってる無糖ヨーグルトで作るとなんか違うんだよなあ。今度作ってみて~。
手厳しくスルー。
インドのおばちゃんのレシピをみると、「プレーンヨーグルト」としか書いてない。まさか、ヨーグルトが自家製ということはないでしょう。
作る前に、まずは本物をいっぱい食べてみないと。正解が分からない。
それは飛躍的な進化だね。