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居酒屋さすらひ 2059 - 『ホッピー』は観光地プライス - 「第二宝来家」(新宿区西新宿)

2023-10-21 20:15:18 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

「次行こう」となり、今度は思い出横丁へ。

N屋さんは「岐阜屋」をスルーした。多分、「岐阜屋」が好きじゃないのだろう。はてさて、今度は一体どこに辿り着くのだろう。岐阜屋から数軒駅よりの店で、N屋さんは止まった。

「第二宝来家」。

今日の3軒のうち、最も雰囲気のあるお店である。この店、自分も前から気になっていた。

店の奥のテーブルにポジションし、N屋さんは本格焼酎のロックをオーダーした。N屋さんが本気モードを出したように見えた。自分は2ラウンド目の「ホッピー」。ところが、セットは680円との表記。これは観光地価格だ。ちなみに「ホッピー(なか)」は350円。一杯おかわりするだけで1,000円の壁を突破する。これは高い。

だが、1,3軒目の店で自分が支払っているので、ここはN屋さんの番。何も気にしないでオーダーした。

「第二宝来家」は串焼きのお店だった。だが、一品料理も充実していて、N屋さんはいろいろ注文した。

「子持ちししゃも」、「山かけ」、「もつ煮込み」。

多分、N屋さんは落ち着いた本格居酒屋が一番好みなのだろう。世田谷の一等地を立ち退き、唸るほど金を持つおっさん。チェーン店でお茶を濁していたのは、適当なところがなかったからだ。

2ラウンド目の「ホッピー」が徐々に効いてきた。段々、記憶が曖昧になってくる。話しの内容もぐだぐだになってきた。

入店当初はお客さんもあまりいなかったが、少しずつお店も賑わってきた。厨房と席が近いので、オーダーの追加は大声を出せば済んだ。

「なか、ください」。

「あいよっ」。

厨房の人は姿が見えないが、声は勇ましい。

お料理はいずれもおいしく、雰囲気も悪くはなかった。「第二」とあるのは、どこかに本店があるのだろう。

飲みものの値付けは強気。だって「岐阜屋」に行けば、もっと安価に「ホッピー」が飲めるんだし。ここはやっぱり評価できない。人気店のようだから、仕入れも仕切りは安いんじゃないかな。もしそうなら飲みものの利益率は厚く設定している。

これにてN屋さんとのお疲れ様会はお開き。かえって、疲れた。

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2 コメント

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Unknown (ジャン)
2023-10-22 07:59:54
ここ行ってみたい。
憶えておこうっと。
でも串焼きより、モツ煮、ポテサラ、肉じゃがコロッケに食指が湧きますな。

この横丁に接するCoCo壱に2回、入ったことがあるのですよ。昼です。
その後、この横丁をフラッと見て廻りました。
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Unknown (熊猫)
2023-10-22 11:34:18
ジャンさん。
こんにちは。

もう、この横丁は外国人観光客ばっかりです。ある意味、オーバーツーリズムと言っていいかもしれません。

串焼きよりも一品料理の方がいろいろ楽しそうです。

「CoCo壱」は表通りにありますね。ジャンさん、「CoCo壱」好きですねー。自分はいろいろシステムが面倒くさくて、どうも好きになれません。高いし。
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