「とらや」の「あんやき」なるお菓子をいただいた。
「あんやき」?
ピンとこない。
開封してみると、どうにもしっとりとした焼き菓子。どうにも、「とらや」のイメージではない。一見、洋菓子に見えるし、和菓子っぽくもある。和モダンな感じ。
「とらや」のニュースリリースを見たら、「あんやき」の発売は2018年9月。従来から発売されていた「こがねぎく」をリニューアルしたとある。
さらに説明を読む。
「餡に卵黄、ふくらし粉を混ぜて焼きあげた。小麦粉を使わず、あんそのものを焼きあげるとらや独自の製法を用いて」いるらしい。
小麦粉を用いてないことで、洋菓子ではなく、餡を焼くことで和菓子としたか。
1個、238円(税込)。
いい値段だ。
一口目の感想は、シェリー酒のようなお酒でまろやかさを出しているのかなと思った。それほどしっとりしているのだ。だから、和菓子とは思えない。「とらや」は、その洋菓子感覚をぎりぎりまで突き詰めたのが、もしかすると「あんやき」なのかなと思う。
「とらや」の異端児、「あんやき」はどこにもカテゴライズされない独特のお菓子として君臨している。
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