～宮沢ミシェル氏にレッドカードを～ 第一節「FC東京ｖｓ新潟」

　なんてたって４発ですよ、あ～た。４発！
応援ツアーで新潟から大挙駆けつけたアルビレックスサポーターも雨に降られ決定的な見せ場もないまま、前半威勢のよかった歌声も途方に暮れてたな～。しかも、この寒さ。味の素スタジアム床面のコンクリートの冷たさがキーンと骨の髄までしみいるようなこの寒さは遠く遥々駆けつけた橙集団にとって、まさに演歌「氷雨」が流れてくるようだったね～。
　4－0という一方的なゲーム。あ～た見てましたか？あ～たは確かこの試合をドローと日刊スポーツ紙上で予想したよね。東京を指して「攻めのコマが足りないのは目に見えている」とし、「攻める新潟と守る東京という図式になるだろう」と。そのうえで、「新潟が有利な気もするが」と言いつつ、「東京はホームでは強いので簡単には負けない」「引き分けが妥当」と書いたよね。確かに、サッカーは何が起こるか分からないスポーツですよ。でもね、あ～たがおっしゃっているのは何の根拠もない単なるイメージの世界じゃあ～りませんか。イメージっていうよりも勘ですよ。勘。
　しかも、あ～たが3月４日夜のNHK-BS「Jリーグ開幕特番」に出演した際も、番組では東京の飛躍が期待できる、という論調なのに、「いや～っ、補強してませんからね」などとおっしゃる。
　サッカーの解説を生業とするあなたは今年東京のキャンプや練習試合、或いはプレシーズンマッチを見たんかいね～？もし、少しでも見ていたら、「攻めのコマが足りない」などとは言えないはずよ、あ～た。確かに前週のプレマッチではJ1に復帰した川崎フロンターレに得点をあげられないまま負けたけれど、決して守備的な試合を展開したわけではないんよ。今年からね、ボランチを一人にして攻撃の選手を厚くするシステムに変更しているんよ。もし、そういう知識がひとつでもあ～たにあったらもう少しマシなことでも書けたんじゃないスか。（実際、開幕ゲームは今野泰幸と栗澤遼一の間に宮沢正史を配置する1.5ボランチだったけど）
　それにね、あ～た、結果論だから言うわけじゃないけれど、新潟の３バックは新加入の選手ですよ。連携が成熟するにはまだまだ時間がかかりそうじゃない？そういう分析もせずに、単なる勘に頼ってモノを書く。あ～たの予想でtotoを買う読者もいるんだから、発言には責任を持ってほしいよ。
　新潟の上野優作が83分にこの日２枚目のイエローカードをもらって退場したんだけど。２枚目は非常に微妙なファウル。別にカード出さなくとも、と気の毒になったね。できればね、上野の代わりにあ～たを退場させたいくらいだよ。えっ！！どうなんよ。宮沢ミシェルさん。