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中華さすらひ 149 - ポスト『香港亭』見つけた - 「土鍋・大餃子 東十条店」(北区東十条)

2022-12-02 21:31:09 | 中華さすらい

名古屋でT社のT川さんと待ち合わせをしていた。ちょっと飲んで、一緒に新幹線で帰京しようということになっていた。自分は時間があったので、太閤口の酒場を物色した。かつて、この辺りは「大黒」と「魚椿」の2大立ち飲みが幅をきかせていた。その2軒は相変わらずだったが、驚いたことに新たな立ち飲み屋が2軒あり、ちょっとした立ち飲み街になっていた。

うわぁ、入りたいな。せっかくの立ち飲みの日だしと思いながら、その界隈を回った。半年前に、金山の「魚椿」で教えてもらった、立ち喰いの鮨屋もあった。ここもいつかは入りたい。

結局、T川さんと合流したのは19時20分だった。ところが、T川さんは体調が良くないようで、結局酒を飲まず、新幹線で帰ることになった。

東京駅に着いて、T川さんと別れて、さてどうしようか。グランスタで何か飲むのもいいが、なんだかホッピーが飲みたい。新幹線のチケットは都区内は無料だから、どこかで途中下車するのももったいない。ならば、東十条で「香港亭」か。

ところが、東十条で降りて、「香港亭」に行くと、案の定というか、やっぱりというか、お店は営ってなかった。

うわぁ。こりゃ参ったぞ。どっか、ホッピー飲める中華なかったか、と思いを巡らせていると、一軒心当たりがあった。

1年半前に一度行った「土鍋・大餃子」という店は確かホッピーがあったはずだ。お店に行ってみると店内はかなり混雑していた。この店、結構な人気店だった。2人掛けの席は昨年も座った同じテーブルに通され、「ホッピー」白をオーダーした。

メニューを繰っていると、意外にも品数が多いことに気づく。あれ、去年来た時、こんなにメニューの種類あったっけ?

その中から、「腸詰」を選んで注文した。これが結構な量で、長持ちしたし、そもそも旨かった。

自分の斜め前のテーブルは、若い男の子4人組。恐らく20代の前半だろう。皆生ビールを飲んで、楽しくやっている。若い子がビールを飲むのも驚いたし、こういう中華に来てるのも意外だった。

店員さんは2人いた。二人ともスタイルがよく、眼鏡をかけた子はかわいかった。台湾か、中国の人かは分からないが、愛想はない。けれど、ジョッキが空になり、氷の音がジョッキの中で鳴ると、こっちを向いてくれた。そして目があうと、円滑に「ナカ」のおかわりが出来た。

〆は麺がいいなと思った。かた焼きそばがあれば最高なのだが、メニューにはなかった。すると、「ビーフン」が目にとまった。あぁ、これでも悪くないなと「ビーフン」を頼むと、メガネの子は「ビール?」と聞いてきた。

「いや、『ビーフン』」。

「あぁ」とそれで理解してくれた。

その「ビーフン」も、また色とりどりでボリューム満点。しかも旨い。

昨年来た時は感じなかったが、なかなかどうして、いい店じゃないか。これはもしやポスト「香港亭」じゃないか。安さでは「香港亭」の方に軍馬が上がるが、メニューも豊富だし、そしてうまい。しかも店員さんもいい。

「香港亭」はママが不在になったのが痛い。これはもしかして、東十条の〆中華のレギュラーが交代してしまう可能性もありそう。

2回目の訪問で評価が高くなった典型的な事例だ。

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