宿泊は小淵沢の「風か」というホテルを予約した。一瞬、「星野リゾート」にも心が奪われたが、「風か」は以前、箱根で宿泊した「翠雲」と同様、飲み物がぼぼ随時無料なのだ。しかと、夕食時はワインやスパークリング、日本酒も含めて、飲み放題。その後のバータイムも飲み放題ときてる。その上、焼きたてピザも無料で振る舞われるという。一度、飲み物無料の魔力に取り憑かれてしまったら、もうなかなか抜け出すことは出来ない。
「風か」の外観ははっきり言って、ショボかった。正直、「え? ここ? 大丈夫?」と思ったほど。でも、一度足を踏み入れると、それはもう完全に杞憂だった。ロビーは開放的で居心地がよく、庭も素敵だった。何よりも、二匹の山羊がお出迎えしてくれる。
そして、また自分は駆けつけ3杯ならぬ、立て続けにビールを4杯も飲んでしまう。
庭では、ピザ窯でピザが焼かれている。息子がその様子を見に行くと、人数分のピザが振る舞われた。ピザとビールがまた抜群に合う!また、その向こう側では、焚き火にあなりながら、棒につけてマシュマロを焼く人がいたり、実に和やかな雰囲気で、心が癒される。たまんねー。
部屋も本当に素晴らしかった。とりわけ、感激したのが、内風呂。
とにかく広い。まずは一番風呂に入ったが、水の柔らかさに驚いた。温泉特有のヌルヌル感はなかったが、檜の湯船の香りがよく、すぐさまリラックスモードに。
源泉は茅野市だった。長野県の県境は近いが、温泉をひいているのだろうか。泉温66.8℃。ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩など。
内風呂はとっても気持ちいい。
けれど、あえて苦言を呈するなら、大浴場はちょっといただけなかった。とくに露天風呂があまり落ち着けなかったのが残念。お湯も微かにカルキの匂いがした。内風呂のある部屋をとっていたから、良かったものの、温泉目当てに来た人は、がっかりしたかも。
「翠雲」の内風呂も雰囲気があって、良かったが、全般的には、「風か」の内風呂の方が広くて断然いい。檜の内風呂には合計3も回入ってしまった。
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