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「一平」を出て、裏通りへ。
「珍来」は近所にないらしいが、多分何かしらあるだろうと踏んでみた。それともう一つ、BザイのOさんから、この界隈にある人気の焼肉屋、「丸い月」という店も確かめたかったのだ。裏の道を適当に歩く。町中華もなければ、「丸い月」も見つからない。やがて繁華な通りから外れ、少し寂しい所に出た。ここは来たことないなと思って歩くと、「竹うち」という看板が目に留まった。
「竹うち」?
まさか。あの「竹うち」ではないよな。
だが、家紋のような笹の葉のようなマークに見覚えがある。いっぺいさんから教えてもらった勝田台の「竹うち」に間違いないだろうと思い、お店に入った。
奥はカウンター。店内の右手はテーブル席で、入口に近いスペースが立ち飲みカウンターになっていた。この造り、さすがだ。座飲みと立ち飲みのハイブリッドは最近の人気酒場のトレンドである。以前、いっぺいさんから聞いたのだが、この「竹うち」の店主はいろいろと飲み歩いて、お店を研究しているらしい。その成果が、この店に具現化されている。
一瞬、座飲みのカウンターに向かおうとして、その立ち飲みカウンターを発見したところで、自分は一瞬固まった。すると店員さんが、「立ち飲みでもいいですよ」と勧めてくれた。自分として立ち飲みの方がありがたい。ただ、立ち飲みをチョイスしたからといって、「ほていちゃん」のように割り引きにはならないようだ。
メニューを見ると、あるじゃないか、あの伝説の「ボール」(275円)が。もう、迷わず「ボール」をオーダー。
その際、店員さんにこの店はいつオープンしたのかと尋ねると、「2年前」という答えが返ってきた。
おぉ、2年もの間お店を発見できなかったことを悔やむ。だが、こうしてここに導かれ、辿り着けたことには感謝だ。
つまみは「ポテトサラダ」(330円)と「ポテトフライ」を注文。「ボール」には、こういうジャンクなつまみがよく合う。
しかし、そうか。とうとう「竹うち」の「特製ボール」は、周り巡ってまた船橋へと戻ってきたのか。これって結構ビッグなニュースなんじゃないのかな。そしてまた船橋は酒場の激戦地となる。
勝田台の店がそうであるように、「竹うち」は玄人好みの店ではない。誰でも入りやすいように敷居を低くしている。店構え然り、メニュー然り。多分、これは確実に意図的だ。だから、船橋の「一平」や「増やま」とは一線を画している。けれど、「特製ボール」に象徴されるように中身は骨太だ。料理だってうまいし、コストも安い。
「ボール」を飲み干し、「ナカ」をおかわり。これで今夜はもう5杯目になる。県またぎだから一抹の不安を覚える。
そろそろ、もう〆るかとメニューを見ると、「オムそば」(528円)と「鮭チャーハン」(528円)の文字が見えた。元々、町中華を探して路地裏に出たが、炒飯よりも「オムそば」に心がひかれた。「オムそば」で〆!
その「オムそば」も抜群に旨かった。これは「一平」にも「増やま」にもない重厚な食事メニューであり、アドバンテージでもある。そういえば昔、勝田台の「2号店」でいただいた「ナポリタン」も旨かったっけ。
大好きなお店の「竹うち」、しかしいかんせん勝田台は遠い。条件が整った時でないと訪問できないから、未だ「本店」は1回、「2号店」で2回しか行けてない。でもそれが船橋にあるとなったら。半年に一回は来られるかな。
ただ、「一平」に行くのが先か、それとも「竹うち」か。はたまた「増やま」か。やっぱり船橋は熱い。
私も年2-3回船橋で飲みますが、近年、成田の寅屋も支店を出しましたし、実力派居酒屋があるので楽しいですねぇ
今度、竹うちにも行ってみたいと思います!
やはり年に2,3回ですか。自分もそんな感じです。
「寅屋」もありますねー。
船橋は本当にどこに行くか悩みます。
「竹うち」も是非!