広島のホテルに宿泊した翌日朝。
前日チェックインの際、ホテルの朝食を勧められたが、1,200円は出せないなと辞退した。そのコストを払うなら近所の喫茶店でモーニングをいただいた方がいい。
6:00に起床して、ネットで近所の喫茶店を検索した。するとわりと近くに「タカタ」という喫茶店があり、7:30から営業しているという情報がヒットしたので行ってみた。
ところが、お店は開いてなかった。
がっくし。
仕方ない。他を当たろうと体の向きを変えたら、なんと目の前に別の喫茶店があるではないか。
「みきさん」という名前の純喫茶。しかもお店は開いているようだ。開放されたドアに近づくとおばちゃんが座っていな。念のため、「開いてますか?」と尋ねた。すると、おばちゃんが何か言ったが、聞き取れない。日本語ではないような感じもした。もう一度、「開いてる?」と訊いた。するとまたしても何やら分からない言葉を発した。ちらっと見た店内には人がいて、飲食をしている。もしかすると家族が朝ごはんを食べているのかなと、その場を離れた。
さて、行くところがなくなった。
とりあえず駅の方に行ってみるか。
広島駅は通勤の人でごった返していた。昨日まで街は赤で染まっていたように見えたが、月曜日朝の広島はモノトーンだった。結局、駅にも喫茶店はなかった。駅の向こう側にも行ってみたが、近くにそれらしい店は見当たらない。さて、困ったなと踵を返すと、駅ビルの一角が僅かに開いている。なんかあるかなと入ったら、パン屋と喫茶店がコラボした店が営っていた。
「イースタイムカフェ&アンデルセン」。
モーニングはコーヒーの種類が選べるらしい。
ブレンドコーヒーを選んでお会計した。748円。安くもないし高くもない。
店内はそこそこ混んでいたが、窓際の席を確保できた。
モーニングのプレートはかなり豪華だった。
コーヒー、トーストは言うに及ばす、サラダはポテトサラと生野菜の2種類。ソーセージにコーンスープもついてきた。
すごいじゃないか。
中でもコーンスープがうまい。まだ起きてない朝の体の五臓六腑に染み渡っていく。そして少しずつ体が温まっていく。これだけでもここに来た甲斐があるというもの。
窓の外は駅に向かって歩く人たち。まるで祭りの後。
そうか、今日は月曜日だったか。自分はもう曜日の感覚がなくなっている。土日は意識するが、それ以外はもう。
月曜日、ブルーだよね。
トーストは「アンデルセン」のパンだろう。サクっとした食感がいい。自分の好きなソーセージがw本。最高だ。
大満足のモーニングだった。
おはようございます。
1,800円!
それは食材費の高騰要素だけではなさそうですね。人手不足で時給もあがっていることもあるのではないでしょうか。
>私を無銭飲食旅行のYouTubberとでも思ったのか、
「お部屋のキーをお見せくださぁい!」
あの無銭飲食動画で、しっかりチェックとなった観光業は多いと思います。
たまに朝食券のないホテルとかあって、こんなんでいいの? ていうホテルがありますね。
ジャンさんだけではなく全体でチェックが厳しくなっているような気がします。
でもたいした内容じゃないの。
私を無銭飲食旅行のYouTubberとでも思ったのか、
「お部屋のキーをお見せくださぁい!」
誰何されましたからね。