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「居酒屋さすらい」でも、ご紹介した田町の「まるちょう」。森永ビルの地下にある、立ち蕎麦だ。しかし、夕方からは、立ち飲みに変身する酒場でもある。
この抜群の立地条件にある「まるちょう」。一見、何の変哲もない店だが、夜の立ち飲みは、上場企業が集まる、一大サロンに激変する。だって、ボクが知っているだけで、M紅、Oックス、NECといった企業戦士が、こぞってここに集うのだ。知る人ぞ知る夜の経団連なのである。
「居酒屋さすらい」では、3度ほどお邪魔したが、昼間に来訪したのは初めてのこと。
今回は、本業のそばをいただくために店を尋ねた。
昼間の「まるちょう」は、夜の盛況ぶりとうって変わって平穏そのもの。客は、ボクひとりだった。
店の名物おやじがいた。大泉晃に似た風貌。ざっくばらんな客あしらい。けれど、それが人気らしい。過去3回来たけど、ボクのことなど忘れているようだ。
「かき揚げそば」。
そばつゆはかなり黒い。
平島慶一郎氏の記事によると「だしはかつお節と利尻昆布から取り、かえしに甘みのある長崎のチョーコー醤油を使うのが店のこだわりだ」と記されている。オープンから45年来続く、「まるちょう」の味だ。
「かき揚げ」もサクサクで厚みがあり、食べ応えがある。
うまい。うますぎる。
夜の「まるちょう」もいいけど、本来のそばだけをいただくのも悪くない。
やっぱ、「まるちょう」はいいな。
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