かつて、芝大門に会社があったときから、お世話になったなぁ。
「大江戸そば」。
金杉橋の階段を登ってすぐ。狭い店舗で、10人入ったら、もう満員。いつも昼時は、行列ができる立ちそば屋。
日暮里の「大江戸そば」が閉店、「大江戸そば」は少しずつ、店舗が減っていると感じるのは、気のせいだろうか。
浜松町駅。改札を抜けて、「大江戸そば」へ。
食券の券売機は店の外。久々に「ざるそば」(290円)でも食べるか。まだ、駆け出しの記者だった頃、決まって食べたのが、「ざる」だった。「もり」よりも、ちょっと高級で、お金はなかったけど、ちょっと背伸びして。
この金杉橋口の階段を降りて左、すぐに右折して、100mほど行った右手にあった立ちそば屋。ものすごく、ぶっきらぼうな店で、おばさんが怖かったっけ。今はもう、その店はなく、でも「ざるそば」を食べると、あの頃の思いがよみがえってくる。
「大江戸そば」の蕎麦はNREの他の蕎麦店よりも、ぶよぶよだと感じる。それとも、湯がきすぎなのか。蕎麦に腰がない。でも、そういうのをひっくるめて、懐かしい蕎麦だ。
蕎麦のつけ汁、薄っ!
食べ終わって、蕎麦湯を探すが、ポットが見つからない。店のおばさんに、「蕎麦湯は?」と尋ねると意外な答えが。
「ないんですよ~」だって。
今、たまたまないのか。それとも、恒常的にないのか。それにしても問題だ。
でもね、憎めないんだよなぁ。「大江戸そば」。
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