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羽田空港の蕎麦特集、第二弾。今回は出発ロビーの蕎麦。
「つきじ亭」は空港内コンコースにあるが、「第一ベイサイドカフェ」は出発ロビーの一角にある、ちょっとシャレオツな店。カフェといいながらも、その実態は蕎麦屋である。店内は座ってくつろげて、清潔だ。
基本的に、仕事時の飛行機利用では、離陸前に空港で何かを口にすることはない。けれど、この日早めにチェックインしてしまうとともに、お腹も減っていた。そこに、この店を見つけたのである。そして、券売機の前に立つと、真っ先に決めたのが、「九条ねぎそば」だった。
そして、出てきたのがこれ。もうねぎまみれ状態。ねぎで、そばが見えない。
そのねぎをかき分けて、そばを手繰ると、やや黒目のそば。ほほぅ、挽きぐるみか。自分、更科とかの一番粉などよりも、この田舎そばの方が好き。雑然とした甘みがあるからかな。
実はねぎよりも、感動したのが、ねぎの上に添えられた柚子。これが田舎そばを一段高みに上げた。ただ、その分、お出汁の香りを楽しむことはできなかったかも。ある意味、柚子はその目眩しだったかなとも思う。
さて、九条ねぎといいながらも、自分はよく分からない。近所の青葱が入っていても有り難がって食べたことだろう。しかし、だからと言っておいしくない訳ではない。ものすごく旨かったのだ。
空港内にある、蕎麦屋ということで、なかなか食べる機会に授かれないが、だからこそ余計にこの店の「九条ねぎそば」が光輝いて見える。
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