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居酒屋放浪記 0378 -イベントいっぱい!オール300円の店- 「ちょっぷく」(千代田区内神田)

2010-10-11 12:50:23 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
キムカズから突然電話がかかってきた。
早急に会いたいという。
2月の初め、わたしは二人にとって懐かしい神田の地で会うことにした。

今、わたしが働く会社はかつてキムカズが独立する前に働いていたところである。だが、共に働いたことはない。わたしが入社する前に彼はフリーランスになったのである。

かつて、会社は神田にあった。
二人にとって懐かしいと書いたのはそのためである。

神田駅北口で落ち合った我々がなんとはなしに辿った道はかつての通勤ルート。懐かしいと思いながら当時会社のあったビルの前に立つ。
さて、どこへ行こうかと言うのは野暮。斜め前に「ちょっぷく」が見えるではないか。

実はわたし、神田で約2年間働いたが、一度もこの店に入る機会がなかった。
居酒屋会議が好きな社長とも、この店の暖簾をくぐったことはない。

変わった店名なので、妻とよく冗談交じりでその店名を口にしたものだ。
キムカズも初めてだという。
ログハウス風の店の前に立ち、我々は中へと突入したのである。

この店のシステムは少し変わっている。
まず、入り口近くにある自動販売機で食券を買う。食券といっても、出てくるのはプラスチックの札。食券は1枚が300円。つまり飲物も肴も全て300円なのだ。



これを買ったら次のステージへ。
カウンターに置いてある肴を選んで購入。飲物もここでチョイスするのが望ましい。
ちなみに通常の食券は緑の札なのだが、たまに赤い札も出てくるが、これは当たり。300円分がサービスになる。

飲物の300円は破格!
ビールは一番搾りの中ジョッキ。焼酎は芋が「黒霧島」「一刻者」、米の「球磨焼酎」、麦の「よかいち」、しその「鍛高譚」、黒糖の「れんと」、蕎麦の「十割」、泡盛の「瑞泉」と種類も豊富。
日本酒は「月桂冠」と「白鹿」しかないが、ワインに酎ハイにカクテル、ウィスキー、バーボンなど客のニーズを余すところなく網羅している。

なお、この日は焼酎キャンペーンとして、サイコロゲームが用意されていた。
当たりが出たらもう一杯ということで「一刻者」を飲んでチャレンジしてみたが、赤札再び!とはならなかった。



肴はいずれもおいしかった。
「煮込み」はちょっと物足りない味だったが(多分大鍋で作っていない)、「韓国おでん」はピリリと辛く、関東煮とは違ったおでんを堪能させてくれる。「厚揚げ」も細かく刻まれた小ネギと出汁が味を引き立てる。
300円とは思えないボリュームも特筆ものである。

店長さんが、かなり面白い!このノリはなかなか他店にはないだろう。

キムカズとの再会が会社のかつての場所の近くだったというのが面白い。
神田は自分にとって、重要な場所であることを改めて確認したところである。

外に出てみたら、雨は雪に変わっていた。
だいぶ、冷え込んできた。
さて、もう一軒行くとしようか。
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