最近は上野での〆はこの店の「かけそば」と決めている。ちょっと蕎麦粉を混ぜただけのほぼうどんだが、280円の値段が魅力でいつも上野駅のホームを駆け上がる。そんなにもう量は食べられないし、スナックみたいな感覚で「かけそば」をいただく。種ものにすると、重いし食べられない。「かけそば」がベストなのだ。
でも、いつまでこの値段が据え置かれるかは分からない。次の値上げでは10円上がるのか、それとも一気に20円上がって、300円の大台に乗せてしまうのか。いずれにせよ、それも時間の問題だろう。
揚げ油は既に値上げ。蕎麦粉、小麦粉は6月にも値上げされるという。なんだか6月はあらゆるものが一気にきそうだ。
「いろり庵きらく」の「かけそば」は現在350円。自分的には高い。もちろん「爽亭」よりも蕎麦粉比率が高くて、そばの香りがしっかりするが、それでも安いとは思わない。だから、「いろり庵きらく」にはもうしばらく行っていない。つまり、自分の中ではもうクオリティはともかく、「かけそば」に350円は払えないのだ。340円がデッドラインかなと思う。
値上げは立ち食いそば業界にどのような影響を与えるだろうか。「かけそば」が400円台になり、種ものが600円台に上がった時、サラリーマンは立ち食いそばを選ぶだろうか。その時、世の中の駅そばはコスト増加に耐えきれず、駆逐されたりしないだろうか。
恐怖の6月がやってくる。
そしてそれはまだ値上げ社会の序章に過ぎない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます