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居酒屋さすらい 1465 - オープン5日目、オペレーションは混乱を極めた - 「酒場 大穴(だいあな)人形町店」(中央区人形町)

2019-04-10 23:07:31 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

怪鳥から「人形町に気になる店がある」との連絡を受けた。

4月4日にオープンしたばかりの「大穴」という店。どうやら、しゃぶしゃぶの「木曽路」の系列店で、全席禁煙らしい。我々はオープンから5日目の4月8日に潜入することにした。

早く仕事が終わったボクが、まず先に店に行くことに。

店は地下にあり、階段を降りていくと。

いかにも大衆酒場という装いの店が現れた。赤提灯に木枠の引き戸。そのガラスの向こうには、コの字カウンター風の席が3レーンも並ぶ。全158席という大箱だ。しかも、店は満席。ものすごい盛況ぶりである。

店員さんによると、「あと10分ほどで、空くので外の席でお待ちください」という。外にある待ち用の席に座っていると、続々と客が入ってくる。諦めて帰る客もいれば、中で待つ客もいる。ボクは外で待っていたから、完全に順番を抜かされたなと思っていた。すると10分後に、先程の店員が来て、ボクを先に入れてくれた。

と、ここまではよかった。

18時25分。着座。

さて、何するか。おや、「ホッピー」もあるか。450円、そんなに安くない。一押しは「大穴ハイボール」(390円)。これって、焼酎ハイボールなのか、それともウィスキーハイボールなのか、メニューからは分かりかねた。ウィスキーベースのハイボールが他にもあったので、この「大穴ハイボール」は、焼酎ハイボールだと確信した。

「これを頼もう」。

更に、メニューを見ると、200円で、「シール 」を購入すると、メニューにマーキングされているドリンクが100円引きになるらしい。2杯飲んだら元がとれる計算だ。しかも、2019年いっぱいまで使えるらしい。

「これも頼もう」。

さて、つまみはどうするか。これは怪鳥が来てからにしようか。そう思いながら、店員がオーダーを聞きにくるのを待った。

しかし、待てど暮らせど、いっこうに店員は現れない。とうとう痺れをきらして、声をかけた。

それが18時40分。実に着座から15分が経っていた。

「シール」と「大穴ハイボール」をオーダー。それから、なかなかオーダーも来ないから、つまみを頼んでおこうと思いたち、目の前の柱に貼られている短冊メニューの「にら玉」(490円)を頼んだ。

「シール」はその場で店員からもらい、カウンターに、目印の穴子マークが置かれた。要するに、この客はシールを持っているという目印である。

さて、無事にオーダーをしたのだが、この後もなかなか円滑な流れにならなかった。

待つこと10分。

オーダーした「大穴ハイボール」が運ばれてきたのが18時50分。キャベツのお通しとともに、ようやく運ばれてきた。実に着座から25分が経っていた。

怪鳥は18時55分着というから、ゆっくり飲ってるかと思い、「大穴ハイボール」を飲むと、これが見事に洋酒ベースのハイボールだった。はじめは、気持ちが萎えたが、これはこれでうまかった。やや、甘く、いい口当たりである。

客はひっきりなしに入ってきては、「満席」だと断られていたが、その中で一人の警官が入店してきた。

「責任者の方いますか」と店員に告げた。やがて、奥から出てきた責任者と、店の外に出て行った。

怪鳥が現れたのが19時頃。怪鳥が「瓶ビール」を注文し、自分は「大穴ハイボール」のおかわりをたのんだ。それが19時05分。そこから、また延々と手持ちぶさたの時間が始まった。

ボクの隣に座っていたカップルは、自分が着座してから10分後に席についた。そのカップルに串焼きの盛り合わせがきたのが、19時10分頃。恐らくオーダーから30分近く経っていたことだろう。

さすがに瓶ビールは早いだろうと踏んでいたが、10分経っても出てこない。業を煮やした怪鳥は、催促をした。その数分後、ようやく瓶ビールのみ運ばれててきた。ちなみに、怪鳥が頼んだ「シール」は渡されず終い。

19時15分。2杯目の「大穴ハイボール」がきた。この時点で、我々は次の店に行くことを決断した。だが、まだ最初に頼んだ「にら玉」がきていなかった。

「もう、忘れてんじゃないの」。

と言いながら、最後の一杯を飲んでいると、その「にら玉」が出てきた。

実にオーダーから45分。入店・着座からちょうど1時間だった。

会計は約3,000円超。口にしたのは、「大穴ハイボール」×2、瓶ビール、「にら玉」、各1である。これ以外に「シール」×2、そしてお通し(200円)×2。それでも充分高い。怪鳥は「シール」を使ってないのに。店を出て、怪鳥と2人でレシートを確認すると、「シール」を購入したにも関わらず、「大穴ハイボール」が100円引きになっていなかった。店に戻って215円の返金を受けたが、返金作業にもかなりの時間を要した。

あわや、高い金を支払う羽目に。怪鳥がチェックしてくれたお陰で事なきを得た。怪鳥曰く、「さっき現れた警官は、『ぼったくられた』と通報があったからじゃないの」と。うん。ありえなくもない。

「シール」もあることだし、少し経って、再訪してみたい。

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2 コメント

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Unknown (怪鳥)
2019-04-11 09:42:07
発注までと瓶ビールが来るまでの最遅記録だったな~。
でも店のコンセプトは好きなのでまた行ってみよう!
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Unknown (熊猫)
2019-04-11 13:54:31
怪鳥が催促していなければ、20分は待っていることになったね。順番通りに対応しているのだと思うけれど、飲み物は優先的にやっていかないと、客単価も上がらない。「木曽路」のオペーレーションのまんまなのかなぁ。

店のコンセプトは確かにいい。料金は高めだけど、また行きましょう。
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