
大阪出張は1年2ヶ月ぶりだが、難波は9年ぶりである。大阪難波からなんばウォークで地下街を歩く。いろんな店があって歩くだけでも楽しい。驚いたのは、カレー屋さんの数。一軒くらい入ってみたいと思ったが、まずは仕事に行かねば。
なんばウォークを歩いていて、一軒だけ立ち飲み屋を見つけた。串カツのお店で、お昼時既にオープンしていた。
大阪エアシティターミナルの広場に出て地上へ。仕事先の近くに、井岡弘樹ボクシングジムがあった。ミニマム級王者の井岡さんは大阪出身だったか。
仕事を終えて遅い昼飯でも食べようか。次の約束は16:30。あと小一時間ほどある。なんばウォークを大阪難波に戻ると、行きに見つけた立ち飲み屋が見えてきた。入るつもりはなかったが、体が勝手に反応した。そのまま店内に吸い込まれてしまったのだ。お客さんは自分の他に2人いた。いずれも老人。その後、2人の客が入ってきたが、やはり老人だった。
店員さんは金髪の女の子で、元気がいい。自分の後に入ってきた老人と金髪の子は仲がいいらしく、楽しそうに話している。
さて、まずは生ビールから。
その後、串カツを物色していると、「マル得セット」なるものに気がついた。慌てて金髪の子にセットに変えてほしい旨を告げた。もちろんOKだ。
「マル得セット」、980円。
「生ビール」か「純ハイ」を1杯と串カツ4本。串カツの内訳は牛、えび、青と、きすのセット。
「純ハイ」ってなんだ? 「青と」って? いろんな疑問が湧く。
メニューに記載された「純ハイ」の説明書きによると、「純ハイ」とは同店が宝焼酎と共同開発した酎ハイらしい。後に宝焼酎が売り出した「タカラCAN チューハイ」の原型とのこと。ほぅ。まず、大阪に甘くない酎ハイがあることに驚く。そして宝焼酎の酎ハイが大阪で着想が得られていることにも驚く。ホントかよ。
その「純ハイ レモン」(400円)をいただくことにした。なるほど、これは甘くなくていい。レモンがでしゃばりすぎず、すっきりだ。これはうまい。串カツの脂をほどよく消してくれる。
「生ビール」は470円で、「純ハイ」は400円。マル得セットで頼むなら、「生ビール」の方がお得。
その間、串カツが続々と運ばれてくる。なお、ソースは共用ではなく、自分専用のバットで出てくるから、何度漬けても問題なし。これってコロナが変えたんだろうか。
ちなみに「青と」とはししとうのことらしい。
その串カツが抜群にうまかった。熱々のホクホクをいただける幸せ、ジャンジャン横丁に行かずとも、うまい串カツここにあり。
「純ハイ」があまりにもうまかったので、もう一杯おかわり。結局3杯も飲んでしまったが、それでも2,000円に届かないんだから、大阪ってすごい。
「ヨネヤ」、いいお店だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます