銀座はタイ料理のメッカである。
大小入れると20店、いや30店はありそうだ。
中でも、わたしは「可口飯店」が好きだった。
昭和8年に建てられたというあのビルがなんともいえない心持ちにさせて、タイすきのおいしさが倍増するという店なのだ。
今は、イトシアが出来て、そのレトロなビルも取り壊されてしまったが、銀座におけるタイ料理の代表店が「可口飯店」だったといえよう。
店は今、ビックカメラの上階に移転し、以前の雰囲気は面影もないが、それでも銀座界隈におけるタイ料理の有力店であることに代わりはない。
かつて、熊猫はタイ料理店を回るのが居酒屋放浪と共にライフワークのひとつだった。
タイ料理仲間や妻と様々な店に行ったものだが、子供が生まれてからというもの、とんと行く機会がなくなってしまった。
それでも、年に1回は妻とランチでタイ料理に行くことにしている。
今回は、居酒屋ではなく、タイ料理「ジムトンプソン」のお話し。
「ジム・トンプソン」とは言わずも知れた在タイのシルク王。
詳しくは知らないが、旅行先のマレーシア、キャメロンハイランドで行方不明となった人物である。
バンコクには「ジム・トンプソン」が住んでいた家が保存されており、熊猫はかつてトゥクトゥクを飛ばし、行ったもともあるが、その隣にある宝石店で恫喝され、あまりいい思い出はない。
その歴史上の人物の名前をとったタイ料理屋が銀座のマロニエゲートにある「JIM THOMPSON'S Table Thailand」だ。
同店はタイ国商務省より「タイ・セレクト」に認定され、本場のタイ料理を味わえるレストランとして熊猫はかなりの期待を寄せた。
だが、この立地を考えると、恐らくこの店は上品系ではないかと想像できるのであった。
タイ料理には「上品系」と「屋台風」があると熊猫は常々思うのだ。
上品系の例では神保町にある「メナムのほとり」、歌舞伎町の「バンタイ」であり、一方「屋台風」は各所に支店がある「ティーヌン」であり、今はなき吉祥寺の「トム・ヤム」である。
果たして、「ジム・トンプソン」は「上品系」のお店であった。
店内は白を基調とした清潔感溢れる内装で、ダイニングにはタイシルクが施されている。
ランチはバイキング方式で様々な料理が食べ放題だ。
例えば、「新鮮野菜のミックスサラダ」「彩り野菜のスッキー炒め」「若鶏のグリル」「彩り野菜と春雨のスープ」といった具合で、食材や料理は申し分ないのだが、今ひとつ物足りない。
同店のウリ文句に「本場タイのシェフが腕をふるいます」と謳われているのだが、どうも日本人の口にあう料理に陥っているようなきがするのだ。
例えば「ヤムウンセン」。
これがあまり辛くないのだ。
わたしがかつて行ったタイのピサヌロークの市場で食べた、強烈な辛さの「ヤムウンセン」に比べれば、全くもって味気ないのである。
パクチーとナンプラーの少なさもちょっと興ざめした。
ともあれ、けっしておいしくない訳ではない。
そればかりか、かなりおいしいのである。
ただ、わたしが言いたいのは屋台やちょっとした食堂で食べるタイ料理に比べるとやや味気ないと思うのだ。
ともあれ、「ガパオライス」や「グリーンカレー」は本気でうまかった。
また、「ココナッツミルク」「黒タピオカ」も最高だった。
それは、さながらタイのシルクのように滑らかな舌触りで、とてつもない上品な味にそれぞれの料理が仕上がっているのである。
ちなみに、ランチ時はほぼ若い女性が来店。男性は初老の男とわたしの僅か2名のみであった。
ビールは象印の「ビアチャン」を用意している模様。
もちろん、今回のわたしは一切酒を飲んでいない!
大小入れると20店、いや30店はありそうだ。
中でも、わたしは「可口飯店」が好きだった。
昭和8年に建てられたというあのビルがなんともいえない心持ちにさせて、タイすきのおいしさが倍増するという店なのだ。
今は、イトシアが出来て、そのレトロなビルも取り壊されてしまったが、銀座におけるタイ料理の代表店が「可口飯店」だったといえよう。
店は今、ビックカメラの上階に移転し、以前の雰囲気は面影もないが、それでも銀座界隈におけるタイ料理の有力店であることに代わりはない。
かつて、熊猫はタイ料理店を回るのが居酒屋放浪と共にライフワークのひとつだった。
タイ料理仲間や妻と様々な店に行ったものだが、子供が生まれてからというもの、とんと行く機会がなくなってしまった。
それでも、年に1回は妻とランチでタイ料理に行くことにしている。
今回は、居酒屋ではなく、タイ料理「ジムトンプソン」のお話し。
「ジム・トンプソン」とは言わずも知れた在タイのシルク王。
詳しくは知らないが、旅行先のマレーシア、キャメロンハイランドで行方不明となった人物である。
バンコクには「ジム・トンプソン」が住んでいた家が保存されており、熊猫はかつてトゥクトゥクを飛ばし、行ったもともあるが、その隣にある宝石店で恫喝され、あまりいい思い出はない。
その歴史上の人物の名前をとったタイ料理屋が銀座のマロニエゲートにある「JIM THOMPSON'S Table Thailand」だ。
同店はタイ国商務省より「タイ・セレクト」に認定され、本場のタイ料理を味わえるレストランとして熊猫はかなりの期待を寄せた。
だが、この立地を考えると、恐らくこの店は上品系ではないかと想像できるのであった。
タイ料理には「上品系」と「屋台風」があると熊猫は常々思うのだ。
上品系の例では神保町にある「メナムのほとり」、歌舞伎町の「バンタイ」であり、一方「屋台風」は各所に支店がある「ティーヌン」であり、今はなき吉祥寺の「トム・ヤム」である。
果たして、「ジム・トンプソン」は「上品系」のお店であった。
店内は白を基調とした清潔感溢れる内装で、ダイニングにはタイシルクが施されている。
ランチはバイキング方式で様々な料理が食べ放題だ。
例えば、「新鮮野菜のミックスサラダ」「彩り野菜のスッキー炒め」「若鶏のグリル」「彩り野菜と春雨のスープ」といった具合で、食材や料理は申し分ないのだが、今ひとつ物足りない。
同店のウリ文句に「本場タイのシェフが腕をふるいます」と謳われているのだが、どうも日本人の口にあう料理に陥っているようなきがするのだ。
例えば「ヤムウンセン」。
これがあまり辛くないのだ。
わたしがかつて行ったタイのピサヌロークの市場で食べた、強烈な辛さの「ヤムウンセン」に比べれば、全くもって味気ないのである。
パクチーとナンプラーの少なさもちょっと興ざめした。
ともあれ、けっしておいしくない訳ではない。
そればかりか、かなりおいしいのである。
ただ、わたしが言いたいのは屋台やちょっとした食堂で食べるタイ料理に比べるとやや味気ないと思うのだ。
ともあれ、「ガパオライス」や「グリーンカレー」は本気でうまかった。
また、「ココナッツミルク」「黒タピオカ」も最高だった。
それは、さながらタイのシルクのように滑らかな舌触りで、とてつもない上品な味にそれぞれの料理が仕上がっているのである。
ちなみに、ランチ時はほぼ若い女性が来店。男性は初老の男とわたしの僅か2名のみであった。
ビールは象印の「ビアチャン」を用意している模様。
もちろん、今回のわたしは一切酒を飲んでいない!
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