Wズインクを出て、例によって渋谷の方角に向かって歩く。もう慣れた道だ。途中、「あばらや別館」の前を通る。16:30。今夜はもうお店は開いていた。料理が上手なあのお母さんが働いている。一瞬、立ち寄ろうかとも思ったが、グッと堪えた。今夜は目的の店があるのだ。
「四文屋」も開いている。吉本シアターの前のキッチンカー、「宇田川亭」もいつも通り。ちょっと安心した。道玄坂訪問へ。今夜の目的は、「立喰い焼肉 治郎丸」。奇しくも前回と同じ店。いや偶然、本当に偶然。
このお店、以前は「根室食堂」という立ち飲みだった。その「根室食堂」は自分が初めて訪問して間もなく閉店した。あれから6年ちょっと。立ち飲みラリーは未だ渋谷でスタックしたままだ。
その「治郎丸」に入った。店内のレイアウトは「根室食堂」のまま。ただ、壁とカウンターの白木が張り替えられており、店内は明るかった。
時刻は16:45。客は誰もいない。店の最奥に陣取った。飲みものはこないだ秋葉原店でオーダーした「キンミヤレモンサワー」をオーダーするつもりでいたが、一応メニューを手にとってみると、そのキンミヤはなく、「レモンサワー」とだけ記してあった。値段は350円。秋葉原店とはメニューが違うのか。アキバはキンミヤだが、渋谷はそうではないというのか。よく分からず、「レモンサワー」をオーダーした。一口飲んでみたが、違いはよく分からなかった。
メニューが違うのはドリンクだけではなかった。一品つまみ、肉の種類などなど。肉の種類はその日の仕入れで変わるが、妙に感じたのは渋谷店ではホルモンの種類が少なかったこと。これで自分のプランは狂った。ホルモンを中心にオーダーをまとめようと思っていたのだ。
とりあえずは、一品つまみの「アボカドナムル」(300円)から。実は我が家、家族の中にアレルギーがいるためアボカドはご法度なのである。だから、こういう時にこそ食べておく必要がある。
これがまたうまい。酒が進む。
メインディッシュの肉はA4ランクの「シンシン」と「牛ハラミ」をオーダー。両者とも肉は柔らかく、本当にうまい。ただ、実感としてはやはり値段はそれほど安くはない。
メニューにはないが、「ヒレ」も「あります」と店長さんに言われて、その「ヒレ」をオーダーした。分厚い。極めて分厚い。
それをベリーレアで焼いていただくと肉汁じゅわっ。たまらなくうまい。
「レモンサワー」をもう一杯お代わりして、この場は終了した。渋谷の立地を反映させているのか、アキバ店に比べると値段が高い。それならばと〆はあの店と「治郎丸」を後にしたのだった。
自分もようやく入ることができました。
「焼肉ライク」、お店増えてるよね。
さて、立ち飲みに、立ち蕎麦、立ち鮨に、立ち焼肉、今度は何だ?
立ちラーメンかなと秘かに思っています。
立ちフレンチも横浜にあるし、立ちファミレスくらいしか残ってないかも・・・・・。
立ちファミレスはどうかなぁ。
ファミリーで来なければ、ファミレスは成立しないし。