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居酒屋さすらい 1466 - 料理はうまいし、ホッピーもある - 「あづま軒」(中央区人形町)

2019-04-12 22:55:14 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

「大穴」を出て向かったのは、中華の「あづま軒」。

海のものとも山のものとも分からない「大穴」の代打として、怪鳥があらかじめ調べていたらしい。

この町中華が大当たりだった。いや、「あづま軒」のおかげで、我々は救われたともいえよう。

店内は10坪くらいの小さなつくり、いかにも町中華といったあんばい。店は新しいのだが、恐らく代替わりとともに建て替えたのでは。壁には、先代の店主らしい人物と旧店舗のイラストが飾られている。

さて、テーブルについた我々は、早速にメニューを見る。何しろ、お腹がペコペコだ。

お、飲み物に、「ホッピー」セット(450円)がある。 「中」は200円。なかなか良心的ではないか。その「ホッピー」セットの白をオーダーし、品書きの「夜メニュー」を眺める。なかなかつまみも充実しているようだ。

その中から、お互いに気になった品を一品ずつ頼んだ。

自分は、「モッツァレラメンマ」(500円)。怪鳥は「ポテトフライ」(400円)。何故に、「ポテトフライ」?

「だって、中華料理屋なのに、『ポテトフライ』だよ」。

「モッツァレラメンマ」は、文字通り、メンマにモッツァレラチーズをあえたもの。これがなかなかにうまい。

一方の「ポテトフライ」は、どこにでもある平凡なそれだった。

しかし、「ホッピー」をぐびぐびて飲り、一通り、つまみをいただいて、ようやく落ち着いた気分になった。店舗は2階もあり、だいぶ騒がしかった。

お店は若旦那と若女将が中心に甲斐甲斐しくも働いている。やはり、代替わりされたのだろう。「モッツァレラメンマ」なんてものは、彼らの感性で作った新しいメニューなのだろう。伝統を守りつつ、しっかり彼らのカラーを打ち出しているところがいじましい。

一通り、腹が落ち着いてきたところで、「ニラレバ」。これがガツンとくる旨さだった。

続いて、「ナン焼きそぱ」。とろりとした餡が絶品だった。インド料理のナンが入っているわけではない。かた焼きそばに対し、軟だと思う。ちなみに、マレーシアでは「ミーヤワ」(軟)と「ミーゴワ」(堅)がある。しかし、この町中華、かなりの当たりだ。会社と自宅の中間にあれば、間違いなく通うのに。

〆は「炒飯」。これも抜群にうまい。怪鳥は、「たまねぎが入った炒飯は珍しい」という。だが、僕にはピンとこなかった。後々、よく考えると、自分が家で作る「炒飯」は、必ずたまねぎだからだ。

結局、ラストの22時半まで滞在した。低調な一軒目を吹き飛ばしすほどの良店だった。

「ここほまた来るな」。

怪鳥がボソッと言った。自分もそう思った。

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2 コメント

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Unknown (怪鳥)
2019-04-15 12:21:53
必ずまた行きます。ただ、カウンターが2席?とちょいと一人だと入りづらいよね(笑)。ちなみに海鮮焼きそばではなく「ナン焼きそば」ですよ。
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Unknown (熊猫)
2019-04-15 14:10:42
自分もまた必ず訪れたいと思います。一人でも、良きにはからってくれるのでは。
あぁ、そうだった、「ナン焼きそば」だった。
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