日曜日、久しぶりに仕事をした。新宿で取材。仕事終了後、新宿で一杯引っかけることも考えたが、2日前に立ち飲みラリーを敢行したのを思いだし、もう一つのメインテーマ、東西線編をやってしまおうと思いたった。総武線に乗っかって行くぞ。西船。
西船の立ち飲みで、キャリーオーバーしていた店は2軒。今日は「立呑み ばんちょう」に行こう。そう決めていた。「ばんちょう」は、元々浦安駅前にあり、立ち飲みラリー東西線編の浦安で行った店である。その直後、店は突然、西船橋に移転した。移転後の店も確認していて、次回はここに行こうと決めていた。だが、今回店の前に行ってみると、店の名前が変わっていた。「ちばちゃん」という店名に。「ばんちょう」はなくなっていたのだ。ちなみに「ちばちゃん」は、立ち飲みではなく、その場を後にした。
今度は、駅の南側に向かった。以前、電車の中から、「立ち飲み」と書かれた赤い看板が見えたからだ。しかしながら、線路沿いを船橋方面に歩いていくと、もはやその店はなく、違う店がテナントしていた。
あとはもう一つ。京成西船駅前にある焼き鳥屋さん。店の外側にカウンターのような長いテーブルがせりだしていて、いかにも立ち飲みチックな店がある。以前から、そこは立ち飲みじゃないかと踏んでいたが、実はよく分からなかった。そこで立って飲んでいる人を見かけなかったからだ。さて、今日はどうか。歩いて向かうと、この日もまだそこで飲むおっさんはいなかった。この店は、京成線編でもいい。
ということは、これで西船は終わりということになった。なら、「よっちゃん」に行くか、それとも電車に乗って「増やま」に行くか。
そうやって駅に向かって歩いていると、「串カツ田中」があった。通りすぎようとすると、なんとそこには店の外にあつらえられた立ち飲みスペースがあったのだ。
最近は、座りと立ち飲みのハイブリッドの店が増加している。「晩杯屋」もそうだし、たまに「かぶら屋」でも見かける。スペースの有効利用なのだろうが、これがすこぶる紛らわしい。こういう情報は「食べログ」とかではスルーしてしまう可能性もあるからだ。
ともあれ、ボクはわざわざ、その立ち飲みスペースで飲ませてもらうことにした。
その立ち飲みスペースを店の人らは、外席と呼んでいた。外席の客は生ビールが最初の一杯199円でいただけるらしい。
その「生ビール」をオーダーすると、出てきたのが「プレモル」。しかも、量が少ない例のタンブラーで。なんか、いっぺんに損した気分になった。
串揚げは、例によって、「五本盛り」からスタート。揚がるまでは、キャベツでもポリポリ食べて待つとしよう。
しかし、この外席、まさに放置プレイ。だって、ブザーで店員を呼ばない限り、誰も様子を見に来ない。やろうと思えば、無銭飲食も難しくない。店員は心配になったりしないのだろうか。それとも、この客は大丈夫だなと思われているのか。
「五本盛り」がきて、飲み物を「ホッピー 白」に。やっぱり、メイラードには「ホッピー」でしょ。
「豚」に「たまねぎ」、「うずら」etc。串揚げはたまに食べるとうまい。「五本盛り」を平らげて、単品で「カマンベール」やら野菜串を2~3本で会計。
うん。まずまずうまかった。
これにて立ち飲みラリーの西船は終了。長かった。元々、立ち飲みラリー東西線編は自分が浦安に住んでいた頃にスタートした企画。日本橋から始めて足掛け12年。ようやく東側の終点を制覇した。さて、次はどうするか。この勢いを駆って東葉高速線?いやいや、多分立ち飲みなんて、この先暫くないだろう。それなら、東西線編の大手町以西に繰り出すか。それとも立ち飲みが林立する門前仲町をやり直すか。次回から、立ち飲みラリー東西線編は新たなステージに移る。
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