「北谷食堂」で、会社の飲み方が開催された。若いスタッフが入り、パートの人材も多数入社してきた。その懇親会である。
「北谷食堂」。
その名のとおり、沖縄の居酒屋である。湯島の方に店舗があったと記憶しているが、多店舗展開に踏み切ったのだろうか。中央通りから東に少し入ったところに店を構えた。あれは、確か2016年の夏だったか。オープン記念で、3日間程度、「ソーキそば」がワンコインで食べられて、ボクも食べに行った記憶がある。
「北谷食堂」のある場所は、この「居酒屋さすらい」では、既に3店目の店だ。
最初は、「末広町 八」という店だった。酒も肴もおいしく、接客のいい店だった。「居酒屋さすらいアワード」ホルダーでもある。だが、突然閉店した。アワードホルダーで閉店した店は、今も唯一この店だけである。
その後、「鼓火」という店が入ったが、長続きしなかった。そうして、「北谷食堂」が店舗を構えたのである。正直、立地はいいとは言えない。前述したように、中央通りから、少し路地を入らなければならないからだ。
さて、その「北谷食堂」。
酒も肴も抜群に旨かった。生ビールはピッチャーで出てきたから、銘柄は分からない。オリオンビールかもしれないし、そうでないかもしれない。ボクは一杯だけ、ビールに付き合い、「泡盛」に移行した。龜だしの「泡盛」で、これが本当にうまかった。
つまみは、「島らっきょう」に、スパム焼きみたいな、ジャンクっぽい料理。
そして、「海ぶどうのサラダ」
会社の飲み会だから、逐一メモもとれず、写真も撮れないので、よく覚えていない。
ただ、ガブガブと泡盛を何度もお代わりした。
やがて、場内が静かになると、三線を抱えたお姉さんが現れ、唄が始まった。シンセのお兄さんとのユニットである。ボクはたまたま端の席にいて、そこはステージの砂かぶり席だった。
「島んちゅの宝」など、知っているナンバーも披露され、ライブは大変盛り上がった。さすがに、カチャーシーを踊る者はいなかったが、多くの客はお姉さんの唄に耳を傾けていた。いいライブだった。
シンセのお兄さんは、八戸出身のミュージシャンで、この後上海に仕事で飛ぶと言って、「北谷食堂」を後にした。
ライブの途中で、プレゼントコーナーがあり、一等の沖縄旅行は、弊社のY田さんがゲットした。
ボクは、泡盛を何度も何度もお代わりし、最後はもうずいぶんとぐでんぐでんになっていた。
居酒屋でライブは、初めてのこと。酒飲みながら、唄を聞くのは幸せなことである。
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