「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋さすらい 0428 - 商売ベースじゃない、あくまで立ち飲み - 「名酒センター」(港区浜松町)

2011-04-11 13:37:12 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋
夏になると、浜松町に行く機会が増える。
しかし、肝心の立ち飲みラリーは新橋で止まったまま。だから、浜松町の立ち飲みは、できるならとっておきたいところだけれど。

芝パークホテルを出て大門の交差点へ。
焼き鳥のメッカ、「秋田屋」を右に、目指すは「日本酒センター」。
この「日本酒センター」は、立ち飲みだが、立ち飲み屋ではない。蔵元さんの販促的なアンテナショップというあんばいである。

採算度外視といったら大げさだが、3分の1合(60ml)ずつ、3種のお酒を飲んで、たったの500円である。

この店の品揃えが、また凄い。
店のホームページによると、その種類約100種類。
それはそれは壮観な光景だ。
ばかでっかい冷蔵庫に一升瓶がズラリ!カウンターの向こうにも、酒瓶がズラリ。特注の棚に収まっている。

その酒を、こぞって眺め、カウンターに持っていくのは、ほとんどが女子だ。
店内は超満員。その3分の1は、OLっぽい。
しかし、これだけ日本酒好きがいるとは、少し驚き。

システムがどのようになっているのか、分からない。周囲の人を見ていると、どうやら冷蔵庫から気に入った酒を持っていくようである。しかし、どれがいいのか、皆目検討がつかない。ひとりでまごまごしていると、店員と思しき、女性が「セットがありますよ」と教えてくれる。

カウンター席につくと、メニューカードにはこう書いてある。
「からくちセット」「あまくちセット」「吟醸セット」etc。
先述したように3種類の酒をチョイスしてたったの500円である。
こんな立ち飲み、見たことない!
いろんな酒が試せて、楽しめるなんて。

わたしは、「吟醸セット」で。
「鳳鳴」(鳳鳴酒造)
「祝蔵舞」(竹野酒造)
「瀧澤」(信州銘醸)



お酒、詳しくないから、細かい論評などできないが、いずれもおいしい。
くいくいいってしまうほど。

同センターにつまみは、ほとんどない。
塩辛と漬物ともう一品ついた3種のあてがついたセット(500円)を頼む。だが、お酒を飲むのには、このくらいのあてがちょうどいい。
特に塩辛が絶品だった。

商売ベースじゃない立ち飲み。
商売ベースじゃないから、嫌らしさがない。
最近のタチノミストはこういう店を待望しているんじゃないかな。
全国の立ち飲み屋は是非見習ってもらいたいと思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋さすらい 0427 - また... | トップ | お風呂放浪記NO.31 ~「銀河... »

コメントを投稿