試合から1週間が経ってもまだ、憂鬱な気持ちが晴れない。
5月27日のゲットーズ戦。
幾度となく訪れた好機に凡打。
守備でも一度は追いついた飛球をグラブに当てながら落球。
攻守に渡り精彩を欠いてチームに迷惑をかけた。
おぉ、神よ!
好機はいきなり1回表に巡ってきた。
1点を先制して、なおも走者2塁の場面。
おいらは4年ぶりに右打席に入った。
相手の投手が左投手だったからだ。
不安はあった。
強い打球が打てるか、心もとない。
おいらは元々右利きだ。遊びで左打席に入ったりしたが、中学の部活動では3年間右打者で通した。
しかし、先輩が投じるカーブにはことごとく腰が泳いだ。カーブを投じられると直球にも腰がひけるようになった。
なんとかしなければ、と思い、考え付いたのが右投手には左打席で。左投手には右打席というスイッチヒッターの発想だった。
だが、中学2年の新人戦の際、顧問のK田先生の「スイッチヒッターに兆戦する奴いるか」という提案においらはついぞ手を挙げなかった。気後れして手を挙げられなかったのだ。
だから、おいらのスイッチは我流だ。
しかも、本格的に左打者で打つようになったのは草野球をするようになってからである。
だから、草野球を始めた当初は右打席の方が成績はいい。
草野球は左投手が少ないから、圧倒的に右打席が少なくて比較対象できないが、右打席は4打数2安打。前所属チームではむしろ右打席で打ちたい、とすら思っていたのだ。
しかし、この日のおいらは初球を3塁側に飛球のファールを打ち、相手投手のカーブにかろうじてファールで逃げながら、2-2の後の直球を空振り三振した。
2打席目は初球を引っ掛けて3塁ゴロ。
ボテボテの当たりだった。
「強い打球を打ちたい」
この一心でわたしはおもいきいり引っ張るイメージを描いて打席に入っていた。
だが、その思惑を見透かされ、投手の術中にはまった。
相手投手はシュートを有効に使ってきたのである。
そして3打席目、またもや好機に打順が回ってくる。
1死3塁。
投手は左投手が投げ続けている。
そこで、キャプテンが「左で打ってみれば?」とおいらに声をかける。
その前の回、おいらはキャップに「投手変わらないかな?打てる気がしない」と漏らしていたのだ。
おいらは、左打席に立つ。
初球、直球が内角の厳しいところを突く。ややのけぞっておいらは投球をよけた。2球目も頭部付近に直球が。腰をかがめてボールをよけた。
なめとんのかっ!
いかん!冷静にならなければ。
3球目はスライダーが外角低めいっぱいに決まってストライク。4球目はストレートが外角高めに外れてボールカウントは1-3。
次の投球はド真ん中にスライダー。
1-3から打ちにいくかは、調子のバロメーター。打ちにいけなかった今回は、 やはり調子が悪いということなのだろう。
ここで、自軍ベンチから声がかかる。
「いつものバッティングを見せてくれ!」
キャップの声だ。
この声には勇気づけられた。
そうなんだ。いつものように打てばいいのだ。
フルカウントで投手はまたもやスライダーを投じてきた。
強振すると打球は1塁側ベンチ方向にライナーのファール。
うんうん。いい感じ。
しかし、次の投球においら、バットが空をきる。
見逃せばボールかも。それほど際どい内角高めの直球。
しかし、まさか空振りするとは思わなかった。
だから、悔しい。
すこぶる悔しい。
今季は三振しないぞ!と誓ったのに。この試合だけで2三振も喫してしまった。
しかも、今まで得点圏打率が2打数2安打で1.000だったものが、2回の好機に 2三振。
どうしようもないね、オレ!
後で仲間のM岡選手から話しを聞くと、相手の左投手はあの魔球ジャイロボールを操っていたとか。
その真相は今となっては確かめる術もないが、投球の初速からスピードが落ちることなく、打者の手元までくるのだという。
確かに、この投手の直球には振り遅れた。
だが、そんなの言い訳にならない。
初回にもう1点をあげていれば、その後の展開は分からなかった。
もちろん、スポーツに「if」などないのだが、しかし悔しい。
そして、この悔しさは次の試合いつ晴らせばいいのか。
なにしろ、これでおいらは2試合安打がなく、打率は急降下。
9打数4安打となり、一時は8割あった打率が.444になってしまった。
10割を超えていた長打率も.889にまで下降。
次は絶対に打つぞ!
そんでもってこれからはちゃんと右打席も練習するようにしよう!
5月27日のゲットーズ戦。
幾度となく訪れた好機に凡打。
守備でも一度は追いついた飛球をグラブに当てながら落球。
攻守に渡り精彩を欠いてチームに迷惑をかけた。
おぉ、神よ!
好機はいきなり1回表に巡ってきた。
1点を先制して、なおも走者2塁の場面。
おいらは4年ぶりに右打席に入った。
相手の投手が左投手だったからだ。
不安はあった。
強い打球が打てるか、心もとない。
おいらは元々右利きだ。遊びで左打席に入ったりしたが、中学の部活動では3年間右打者で通した。
しかし、先輩が投じるカーブにはことごとく腰が泳いだ。カーブを投じられると直球にも腰がひけるようになった。
なんとかしなければ、と思い、考え付いたのが右投手には左打席で。左投手には右打席というスイッチヒッターの発想だった。
だが、中学2年の新人戦の際、顧問のK田先生の「スイッチヒッターに兆戦する奴いるか」という提案においらはついぞ手を挙げなかった。気後れして手を挙げられなかったのだ。
だから、おいらのスイッチは我流だ。
しかも、本格的に左打者で打つようになったのは草野球をするようになってからである。
だから、草野球を始めた当初は右打席の方が成績はいい。
草野球は左投手が少ないから、圧倒的に右打席が少なくて比較対象できないが、右打席は4打数2安打。前所属チームではむしろ右打席で打ちたい、とすら思っていたのだ。
しかし、この日のおいらは初球を3塁側に飛球のファールを打ち、相手投手のカーブにかろうじてファールで逃げながら、2-2の後の直球を空振り三振した。
2打席目は初球を引っ掛けて3塁ゴロ。
ボテボテの当たりだった。
「強い打球を打ちたい」
この一心でわたしはおもいきいり引っ張るイメージを描いて打席に入っていた。
だが、その思惑を見透かされ、投手の術中にはまった。
相手投手はシュートを有効に使ってきたのである。
そして3打席目、またもや好機に打順が回ってくる。
1死3塁。
投手は左投手が投げ続けている。
そこで、キャプテンが「左で打ってみれば?」とおいらに声をかける。
その前の回、おいらはキャップに「投手変わらないかな?打てる気がしない」と漏らしていたのだ。
おいらは、左打席に立つ。
初球、直球が内角の厳しいところを突く。ややのけぞっておいらは投球をよけた。2球目も頭部付近に直球が。腰をかがめてボールをよけた。
なめとんのかっ!
いかん!冷静にならなければ。
3球目はスライダーが外角低めいっぱいに決まってストライク。4球目はストレートが外角高めに外れてボールカウントは1-3。
次の投球はド真ん中にスライダー。
1-3から打ちにいくかは、調子のバロメーター。打ちにいけなかった今回は、 やはり調子が悪いということなのだろう。
ここで、自軍ベンチから声がかかる。
「いつものバッティングを見せてくれ!」
キャップの声だ。
この声には勇気づけられた。
そうなんだ。いつものように打てばいいのだ。
フルカウントで投手はまたもやスライダーを投じてきた。
強振すると打球は1塁側ベンチ方向にライナーのファール。
うんうん。いい感じ。
しかし、次の投球においら、バットが空をきる。
見逃せばボールかも。それほど際どい内角高めの直球。
しかし、まさか空振りするとは思わなかった。
だから、悔しい。
すこぶる悔しい。
今季は三振しないぞ!と誓ったのに。この試合だけで2三振も喫してしまった。
しかも、今まで得点圏打率が2打数2安打で1.000だったものが、2回の好機に 2三振。
どうしようもないね、オレ!
後で仲間のM岡選手から話しを聞くと、相手の左投手はあの魔球ジャイロボールを操っていたとか。
その真相は今となっては確かめる術もないが、投球の初速からスピードが落ちることなく、打者の手元までくるのだという。
確かに、この投手の直球には振り遅れた。
だが、そんなの言い訳にならない。
初回にもう1点をあげていれば、その後の展開は分からなかった。
もちろん、スポーツに「if」などないのだが、しかし悔しい。
そして、この悔しさは次の試合いつ晴らせばいいのか。
なにしろ、これでおいらは2試合安打がなく、打率は急降下。
9打数4安打となり、一時は8割あった打率が.444になってしまった。
10割を超えていた長打率も.889にまで下降。
次は絶対に打つぞ!
そんでもってこれからはちゃんと右打席も練習するようにしよう!
だいぶへこんでいたようで、悔しさが伝わってきます。
一年間のリーグ戦、毎年そうですが、好不調の波はありますよ。
そこでへこみっぱなしか、気持ちを切り替えるかで変わると思います。
まだまだ試合はあります。
がんばろうぜぇぇぇぇ。
野球部の掲示板にキャプテンが書きましたが、
ソフトボールの試合をやろうと思ってます。
練習があまりできないぶん色々やって、
なるべくメンバーの顔あわせができるように考案中です。
一昨日の土曜日、遊びの野球に混ぜてもらい、気分転換しました。
もう大丈夫です。
ちなみにその野球の話題は今週末にアップしますので、そちらも合わせて読んで頂ければ幸いです。
さて、ソフトボールの件。
いいですねぇ。
いろんなスポーツできたら楽しいです。
ソフトボールはミートの練習にもなるし。
ぜひ!やりましょう!
失敗した分。大きな成功が待っていると思います!!
頑張ってください!!
僕も打撃は最近不振ですが、僕も頑張ります!!
きっと、メンタルな部分で調子の浮き沈みがあるのでしょう。いつも強い気持ちをもって試合に臨みたいものですね。
野球は自分自身を成長させてくれると信じて。