雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

きりん座 IC 342 (大きさに反比例して写しにくい銀河 )

2017年12月26日 | 天体写真(系外銀河)
21日夜 移動性高気圧のおかげで晴れてくれたものの、
すっきりしない空だったので 最初に選んだのが北天No.2 のさんかく座M33銀河でした。
その見かけの大きさと明るさに助けられ、迫力のある画像が得られました。
M33 の画像は前回記事 を参照ねがいます )

次に撮った対象ですが 南中直後の明るい対象が無く、
迷った末にきりん座IC342を撮ることに。
M33 に次ぐ見かけの大きさと言われながら、天の川銀河赤道面に近いため
濃い塵やガスにさえぎられて、見るのも撮影もやっかいな対象です。

2年前に撮った画像が「天体アルバム」として残っていました。

今回はもっと拡大しての撮影だったので ISO感度を4倍にした上に、
総露光時間も前回以上を目指しました。

IC 342 銀河 (きりん座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  になります )
撮影DATA : 2017/12/21 23:12’~  Vixen VC200L+ レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 枚 + 分 ×  ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ CCD温度 約+4℃)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
実は20分露光は6枚撮ったのですが、2枚はガイドトラブルで使えませんでした。
画像処理が過剰気味なのですが、それでも前回より細部が写せたのでは。
( 色調は写真集「FAR OUT」の掲載画像を参考にしました )

日をまたいで撮ったので 空は幾分暗くなりましたが、透明度は相変わらずでした。
20分露光の2枚目を撮影中の空です。
画像右側(東側)が明るいのは 直江津市街地の灯火と近くの公園の防犯灯のせい

団地内での撮影のため、灯火対策を行っています。
左のパネルが公園の防犯灯対策用で 右の脚立のものは隣家の灯火対策用
これで空が暗くなるわけではなく、鏡筒内に直接光が入り込まないようにして
カブリの発生を防いでいます。

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ブログ開設以来応援していただいている
さすけさんの売り込みのおかげで、
昨日 某新聞朝刊の地方版に「そら(宇宙)のかるた」の
記事が掲載されました。
初めての新聞掲載が犯罪や事故の記事でなくて良かった

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コメント (6)
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