雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

かぶれそうで、かぶれなかった「トールの兜」星雲

2017年12月21日 | 天体写真(星雲・星団)
ついにストックしてあった最後の画像になりました。
先月27日夜、オリオン大星雲の後に撮った おおいぬ座のNGC2359
通称「トールの兜(かぶと)」星雲です。

NGC 2359 トールの兜(かぶと)星雲 ( おおいぬ座 )
(  画像クリックで 元画像の25%まで拡大表示できます  )
(  になります )
撮影DATA : 2017/11/28am 3:05’~  Vixen VC200L+ レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 枚 + 分 ×  ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ CCD温度 約+7℃)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7

この星雲を撮るのは2度目なのですが、今回はもっと かぶと らしく
くっきりと写ってくれるかと期待していました。
前回 2014年の1月に撮った画像です。
主な撮影DATA : 2014/1月23日 R200SS(f800mm F4.0) 5分×12枚 ISO1600 他は今回とほぼ同じ

前回5分の短時間露光でも結構写ってくれていたので 今回はもう少し長焦点で拡大し、
その分 感度を考慮すると4倍もの総露光時間をかけました。

それなのに、前回よりも暗めで星像も肥大化しているように見えます。
長焦点で撮影した意味は無かったのでしょうか?

等倍画像で同じ星雲エリアを切り出してみました。

前回の画像 
今回の画像 

主役の星雲部分を拡大して比べてみると、
前回は無理に明るくした分 画像が荒れています。
( むろん大きく拡大しているためもありますが )
また今回の星像の方が肥大化してるように見えたのですが、
星雲の大きさをそろえて比べるとむしろ逆でした。

やはり 小さい対象は拡大して撮るべき
ただし その分 露光はたっぷりと

冬のきれいな大三角形 
この夜は 朝が近づくほど透明度が良くなりました。

それにしてもよく写ってくれるもんです。
朝方には鏡がこんなになっていたのに。

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今夜は今年の撮影ラストチャンスになりそうです。
雲予報は微妙ですが設営して12月初ショットを狙います。

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コメント (4)
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