雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

庭撮りだって、さそりのカラフルエリアは撮りたい!

2019年06月07日 | 天体写真(星雲・星団)
5月上旬の新月期には3夜も撮影できたのですが、
いずれも春の系外銀河を引きずってVC200L鏡筒を搭載したため、
早朝の南天の対象は指を加えて見ているしかありませんでした。

幸い 月が下弦を過ぎた29日夜も晴れてくれたので、
(改) ヨンニッパレンズさそりのカラフルエリア に挑戦してみました。
人気のある超メジャーな対象なのですが、撮り(自宅裏) には難物です。

撮影開始して間もない(0:08’)ころ ↓ ( 画像クリックで星座名を表示します )
自宅敷地内の電柱の防犯灯にはダンボール箱、道路沿いの防犯灯対策には「灯火遮蔽パネル」を脚立に載せています
撮影対象の南中時刻がいつのまにか23時48分と早くなっていたため
灯火で南天の空がまだ明るく感じられます。

今回はほぼ南中直後から総露光時間90分、枚数だけは多く撮ったつもりなのですが・・

縦構図でドカーンと、サイズの大きさでごまかす作戦です。
さそり から へびつかい座 のカラフルエリア  
( 画像クリックで元画像の 25%サイズで表示 )
( 上 が 北 になります )
撮影DATA : 2019/ 5/29 23:52’~  *(改)ヨンニッパ(f=400mm F2.8 自作F4絞り)
露出 分 × 20枚 + 分 × 10枚 ISO 3200 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
*(改)ヨンニッパ ・・・ canon NFD400mmF2.8レンズの前面保護ガラスを取り外しました

もう少し早い時期に撮影すれば南中時刻が遅くて空が暗かったかも知れませんが、
庭撮りではこの辺で満足すべきかとも思っています。

実は昨年もヨンニッパとフルサイズカメラで同じ構図で撮影していましたが、
更に遅い7月の撮影で、フィルターを付け忘れた上に、大幅な露光オーバーで
画像処理でカバーしきれない不自然な画像となりました。
昨年の画像はこちらの記事で → 予報に惑わされ 西に傾いてしまったさそり座頭部

昨年の反省から 事前に月も星も見えない曇天の夜に南天のフラット画像を作成して使用しました。
リベンジになったでしょうか?

実は5月5日早朝、VC200L鏡筒+レデューサーで
さそり座の球状星団M4付近を撮影していました。
今回のカラフルエリア画像の右下部分のクローズアップになります。
さそり座 M4 付近  
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 上 が 北 になります )
撮影DATA : 2019/ 5/ 5am 2:08’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成f=1,386mm)
露出 分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
カラフルエリアに紛れて単独ではあまり注目されませんが、なかなか立派な球状星団です。

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連日の晴天で『かたてま野菜』の水やりが日課だったのですが
今日は雨で突然の梅雨入り宣言。(ホントかな?)
先日もうだめと判断してナス2本を引き抜きました。
根がほとんど購入時のポッドの土から育っていませんでした。
梅雨入りで残り2本が立ち直ってくれるといいのですが。
ナスが気になって 見てやれなかったシャクヤクはもう終わりそうです

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コメント (4)
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