雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

りょうけん座NGC5371付近(2ヶ月過ぎてた超新星)

2020年03月31日 | 天体写真(系外銀河)
3月18日夜の3タイトル目は薄明が始まるまで撮った
りょうけん座の系外銀河 NGC5371付近です。

NGC5371 付近  (りょうけん座)  *撮影画像中央部をトリミング
( 画像クリックで25%縮小のトリミングなし画像を表示 )
NGC5371は左上の銀河です( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 3/ 19 02:00’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7 FlatAide

いまは春の系外銀河シーズンなのですが、いずれも見かけの小さいものがほとんど。
そこで今年はレデューサーを付けないVC200L鏡筒の長焦点で撮影する事にしました。
それでもフルサイズカメラでは銀河単独だとさみしい画になるため、
コンビやトリオや上の画像のように銀河の群れるエリアを狙う事になります。

撮影時は全く知らなかったのですが、
今回撮った画像を比較評価するためネット検索していたところ
今年1月30日(午前3時28分)に超新星ハンターの板垣さんが
NGC5371に超新星SN2020bioを発見していた事がわかりました。
発見時からすでに2ヶ月が経ったのですが、撮影画像をチェックしてみました。
 等倍で切り出した NGC5371  ↓
直線にはさまれた光点が 超新星 SN2020bio だと思うのですが

同じ構図で2年前にも撮っていたので 等倍で切り出してみたのですが・・ ↓
荒れて不鮮明な画像のため2年前がどうだったか はっきりしません。

前回はAPS-Cカメラ(Cooled 60D)と VC200Lにレデューサーを付けて撮っているのですが
画像が不鮮明なのは空がひどかったのが一番の原因のようです。
2年前のブログ記事は → こちら

今回は透明度3(/5段階評価)で庭撮りの空としては まぁまぁでした。
恒例の ただいま撮影中ショット です。↓
( 画像クリックで星座名を表示します )
アルミホイルで巻いた鏡筒に明るい星が映っているようです

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VC200L鏡筒をアルミホイル巻きにして初の徹夜撮影でした。
アルミホイル巻きの効果が気になりますが、
この夜はめずらしく湿度が低く赤道儀にも全く結露なし。
案外、目に見えて効果がわかる・・ というものではないのかも?

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