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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
<Ⅰ-05・06 太陽・小惑星> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
2021年08月23日
|
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集
『
大宇宙SCALE
』
を参考に
地球から近い天体の順にしています。
Ⅰ 太陽系
-------------------------------------------------------------
Ⅰ-05
太陽
The Sun
1
億
5000
万 km
(地球からの平均距離)
-------------------------------------------------------------
言わずと知れたわれら太陽系の盟主であり生命の源でもある恒星。
中心部では核融合反応により巨大なエネルギーが生み出されています。
2012年の日食
2012/ 5/21
東京や静岡では めったに見れない金環日食になっています
朝早くから食が始まるため、夜中から玄関前に設営して準備しました
星のふるさと館で撮ったプロミネンス
2013/ 9/ 7
「上越清里 星のふるさと館」の小口径の太陽望遠鏡で撮影させてもらったものです
肉眼黒点 現る
2014/10/26
めったに撮らない黒点ですが、肉眼でも見える大きな黒点が発生中と話題になっていたので撮影
2020年の日食
2020/ 6/21
2階のトタン屋根の上からカメラ三脚で固定撮影しています
太陽の最大のイベントとして話題になる
日食
は、
退職した2012年以降2020年まで地球上で24回発生していますが
日本で見れたのはわずか5回です。
そのほとんどが部分日食で、皆既(金環
をふくむ
)日食が見れるエリアは限定されます。
それに比べて
月食
は2012年以降2020年まで地球上で13回しか発生していませんが
日本で見れたのは部分月食を含めると、そのほとんどの12回です。
月食は月に写った地球の大きな影を見ているため、月さえ見れればどこでも見ることができるからです。
Ⅰ-06
小惑星
Asteroid
2.2 ~4
天文単位
(
太陽からの
平均距離 1天文単位・・太陽~地球までの距離)
-------------------------------------------------------------
地球からの距離で太陽の次に近いのは
火星
と
木星
の間に無数に存在する
小惑星
と呼ばれる直径約1000kmから10m以下の小天体です。
日本では最近 小惑星探査機
はやぶさ
(
1号機・2号機
)
の成果で知られるようになりました。
ただアマチュアの天体写真では、移動する星として写すことはできても
見栄えのする写真とはほど遠いものです。
しし座を移動中の小惑星ベスタ
2021/ 2月~4月
ベスタ
は小惑星の中では3番目の大きさ(530km)で、撮影期間中の光度は約7等級で肉眼では無理
実はこの写真は小惑星ベスタを撮る目的で撮ったものでは無く、
今や恒例となってしまった
おりおんショット
(
おりおんさん
が広めた(?)撮影中の様子を写したショット )
の中からこの記事のために探し出したものです。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
前回記事の予告では木星・土星となっていましたが、
地球からの距離で見ると太陽・小惑星が正解でした。
私が済む上越市で今後見れる皆既日食を調べたところ
2035年9月2日でした。
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